責任能力については争う姿勢。女性2人を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判で、男は起訴内容を認めました。
【写真を見る】自宅の浴槽に沈め カラオケ店で包丁で刺す…女性2人殺害の罪 28歳男初公判 責任能力の有無が主な争点 名古屋地裁
起訴状などによりますと、元風俗店経営の曾我春暉被告(28)は2023年12月、名古屋市中区のマンションで同居していた長野汐里さん(当時30)を浴槽に沈めて殺害したほか、中村区のカラオケ店で当時20歳の女性を包丁で刺して殺害した罪に問われています。
検察側「完全責任能力があった」 弁護側「心神耗弱だった」
きょう名古屋地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、曾我被告は起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察側は「店の経営がうまくいかず、精神的に落ち込んでいた被告が自暴自棄になり、身近にいた女性2人を殺害した」などと指摘。また、凶器の包丁について「人を刺そうと思って買ったと供述していて、完全責任能力があった」などと主張しました。
一方、弁護側は自ら通報して自首したことに加え、「うつ病の影響で善悪を判断する能力や、行動をコントロールする能力が著しく低下していて、心神耗弱だった」と主張しました。


