大手化学メーカー・旭化成(あさひかせい)の技術情報を中国企業の関係者に漏えいしたとして元社員の男が起訴されました。
10月27日付で不正競争防止法違反の罪で起訴されたのは、静岡県富士市に住む古川祥一被告(66)です。
起訴状などによりますと、古川被告は旭化成の社員だった2018年、半導体製造などに用いる材料の情報を不正に持ち出し、2024年、SNSやメールで中国企業の関係者に営業秘密を漏えいした罪に問われています。
その後の捜査関係者への取材で、古川被告の妻が設立した会社が、漏えい先の中国企業とコンサルタント契約を結んでいたことがわかりました。古川被告は従業員に対する教育や技術指導を行っていたということです。
これまでの調べに対し、おおむね容疑を認めたうえで、「知識・経験が豊富であることを示すために情報を開示した」などと供述しているということです。


