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ドラ選手にハマりすぎた20歳女子学生 “推し”に会うため一人で沖縄キャンプへ 中日ドラゴンズ田中幹也選手(24)に愛溢れる手紙は渡せた?
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スポーツは勝敗だけが全てじゃない!好きな選手のためなら時間もお金も惜しまない。イチオシの選手をとことん応援する「推し活」に生きる女性に密着しました。
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真剣なまなざしでシャッターを切る女性たち。視線の先には、沖縄キャンプで汗を流すドラゴンズの選手たちが。
(女の子)「ブライトさん頑張れ~!」
(ブライト健太選手)「おぉ!これは頑張れる!」
いま、ドラゴンズに“はまる女性”たちが急増中⁉「推し」の選手を追い続ける「推し活女子」の、初めての沖縄キャンプに密着しました。
アルバイト代は ほぼ“ドラゴンズ”に
愛知県清須市の専門学校生、加賀爪花蓮さん20歳。ユニフォームにタオル、枕元には選手の顔が入ったクッション、部屋のなかはドラゴンズグッズでいっぱい。
去年、野球観戦に行った回数は、なんと59回!アルバイトで稼いだお金は、ほとんどドラゴンズに消えていきます。1年間で使った額は?
(加賀爪花蓮さん)
「30万円…35万円くらい…40万円?(笑)自分が推しのグッズにお金を使うことで、推しが幸せなら、それが一番」
幼い頃からドラゴンズのファンですが、最近、特に推している選手がいます。
難病で大腸を全摘 病気を乗り越えた田中幹也選手
(加賀爪花蓮さん)
「今は田中幹也選手を応援しています。患っていた病気を乗り越えた経験を語っているところを見て、すごくすてきだなと思った」
大学生のとき、国指定の難病で大腸を全摘出した田中選手。苦難を乗り越え、プロ入りした姿に心を打たれました。田中選手の一番好きなところを聞いてみると…
(加賀爪花蓮さん)「野球ができる環境に感謝して、すごく礼儀正しいところと、圧倒的な守備」
花蓮さんが撮影した動画には、守備につく際、毎回深々とお辞儀をする姿が。この姿にグッとくるそう。さらに「忍者」と称される華麗な守備の虜に。
そんな推し活女子にとって、沖縄キャンプは選手と身近に触れ合える絶好のチャンス!そこで…
(加賀爪花蓮さん)「どんどん田中選手の存在が大きくなったエピソードを書いてます」
田中選手に手紙を書くことに。そこにはあふれ出る“推し”への思いが綴られていました。
(加賀爪花蓮さん)「渡したいです…」
手紙とともにプレゼントも用意。果たして、花蓮さんの思いは届くのでしょうか。
「普通にいる!!」初の沖縄キャンプに大興奮
初めて沖縄キャンプに来た花蓮さん。もちろんユニフォームは推しのもの。
(加賀爪花蓮さん)
「いたー!普通にいました、ビックリした。キャッチボールしてる。感動します…!」
早速、田中選手を見つけて興奮気味です。推しの守備を目の当たりにした花蓮さん。バッティング練習の様子も必死にスマホに収めます。
(加賀爪花蓮さん)
「めっちゃカッコよかった。(バットの)振り方がめっちゃ好き。振りぬいた時がめっちゃ好きですね」
たとえ、プレーをしていなくても、推しの姿は目に焼き付けたいようで…
(加賀爪花蓮さん)「肉眼で見たい」
“推し”の田中選手を肉眼で見つめながら、スマートフォンでも撮影。これまでも、田中選手の動画を撮り続けてきた花蓮さん。
(加賀爪花蓮さん)
「(動画は)100本以上超えている。300本あるかもしれない。だから容量がね…」
と、ここで花蓮さんが猛ダッシュ!
サイン会に猛ダッシュ… 田中選手に手紙は渡せた?
選手のサイン会が始まったとの情報が。そこにはすでに長蛇の列!その先にいたのは、ベテランの松葉貴大投手です。
(加賀爪花蓮さん)
「シーズン中、めっちゃ松葉選手の先発試合に行っていたんですよ。だからめっちゃうれしいです」
年間59試合も観戦に行く花蓮さんにとって、選手みんながヒーロー。
続いて、期待の2年目、福田幸之介投手のサインもゲット。さらに…
(加賀爪花蓮さん)
「山浅選手。これ、よかったらもらってください」
同い年の山浅龍之介選手も推しの1人!甲子園で見たときからずっと好きだと言います。
しかし、手元にはまだ田中選手への手紙が。田中選手のいる2軍は、翌日がおやすみ。この日が会えるラストチャンスですが…
(加賀爪花蓮さん)
「渡せないですね。帰っちゃいましたね、多分」
結局、手紙を渡せないまま、田中選手は球場を後にしていました。それでも、初めての沖縄キャンプを笑顔で終わりたい!
花蓮さんは翌日、1軍キャンプ地・北谷町のグッズ売り場へ。ここにどうしても欲しいものがあります。
シークレットグッズを大量購入 田中選手への思いは届く?
花蓮さんが欲しいものは、なかに何が入っているかわからない“シークレットグッズ”。田中選手が出るかどうかは運次第です。さっそく開封してみると…
(加賀爪花蓮さん)
「細川成也選手!髙橋宏斗選手!引きいいですね!」
チームの主砲と、エースを引き当て、幸先はよさそうでしたが…
(加賀爪花蓮さん)
「岡林選手…。引きはめっちゃいいんですけど…」
12個買ったのに田中選手は出てきません。このまま引き下がれないと、さらに5個を追加で購入。費やしたお金は1万円近くいっていますが…
(加賀爪花蓮さん)
「(追加購入の4個目は)涌井投手です」
次が本当に最後の1個!花蓮さんの推しへの思いは届くのか?
(加賀爪花蓮さん)
「デターーーーーーーー!!ラスト、ラストで!めっちゃうれしい!」
最後に“推し”の田中選手を引き当て大喜び!これだから、推し活はやめられません!