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名古屋城木造天守に「大型エレベーターを」障害者らのグループが名古屋市に要望

11.07(金)12:14
名古屋城天守の木造復元事業をめぐり、障害者らによる団体と広沢一郎名古屋市長の意見交換会が6日開かれ、大型のエレベーターの設置などを求める要望書が広沢市長に手渡されました。

6日午後、名古屋市役所で行われた意見交換会には障害者らによる団体「名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会」と名古屋市の広沢一郎市長、市の幹部らが出席しました。
団体からは広沢市長に対し、木造天守に大型のエレベーターを設置することなどを求める要望書が提出されました。
名古屋市は、小型の昇降設備を可能な限り上層階まで設置することで木造建築とバリアフリーの両立を実現する方針を改めて示しました。
意見交換会の終了後、市民団体からは「市長のバリアフリーの思いを木造復元にどう調和させるかもっと踏み込んだ話がしたかった」などの意見が挙がりました。
一方、広沢市長は「多くの貴重な意見を踏まえて木造復元とバリアフリーの両立をしたい」としています。





