住宅メーカー「危機的状況になるかも…」 家1軒に必要な資材の約6割が石油製品 新規受注ができなくなる恐れも

原油不足の影響は、住宅メーカーにも…

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17日に訪ねたのは、愛知県一宮市で40年以上、注文住宅の建設やリフォーム工事を行ってきた「東陽住建」。

(東陽住建 中井義也社長)
「ナフサの問題がありますね。住宅の設備や皆さんの生活の身の回りにあるものが、供給停止や価格高騰に見舞われている」

ホルムズ海峡が事実上「封鎖」されたことにより、石油由来のナフサを使った資材の調達が厳しくなったといいます。

キッチンのシンクや扉も…「ナフサ」が必要

(中井社長)
「例えばキッチンだと、樹脂系統のシンク部分だとか…キッチンの扉関係ですね。こういったものを生成する時にも、接着剤のようなものが使われているので、それを生成するのもナフサ」

キッチンを構成する、多くの資材に使われているナフサ。東陽住建では、今は在庫でしのいでいる状況ですが、この先も影響が長引いた場合、住宅の新規受注ができなくなる恐れがあると頭を抱えます。

住宅1軒に必要な資材の約6割が「石油製品」

(中井社長)
Q.もうキッチンが作れないのでは?
「4月に入って作ってはいるが、これ(中東情勢の影響)が続いていくと、間違いなく供給が止まる」

中井社長によりますと、1軒の住宅を建てるための資材に石油製品が占める割合は、約6割。価格高騰も大きな痛手です。

(中井社長)
「壁の中の断熱材。こういったものが一部、入荷しにくくなっている」

4月に入って断熱材の価格は、約40%上昇。さらに、石油由来のシンナーを使った外壁塗料の価格は、以前に比べ75%も上昇しました。

「お風呂・キッチン・トイレが入荷しないとなると…危機的状況」

中でも深刻なのは…

(中井社長)
「実は今、『システムバス・ユニットバスの新規受注見合わせ』というファックスが…」
Q.お風呂が新しく作れない状態?
「そうなんです」

住宅設備大手のTOTOは、4月13日に一部のユニットバスやトイレなどを製造するために必要なナフサが不足しているとして、一時的に新規受注を見合わせると発表。その後、4月20日以降には段階的に受注を再開する見通しを示しましたが、そのほかの設備メーカーでも受注制限や納期の延期などが相次いでいる状況です。

(中井社長)
「お風呂・キッチン・洗面・トイレが入荷しないとなると、私たちも危機的な状況ですから」

(松本)
「安定した供給、安定した価格で提供できるように、戻って欲しいですね」

CBCテレビ「チャント!」2026年4月17日放送より

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