三重県は、南海トラフ地震の被害想定をこれまでの災害の教訓などを踏まえて12年ぶりに見直し、30日、公表しました。
津市の南部から伊勢市にかけて、震度7の揺れが襲う最大クラスの地震が発生した場合、想定される死者の数は約5万人で、前回の想定よりも耐震化による建物被害の減少や人口減少などから3千人少なくなっています。
このうち、津波による死者は約4万1000人と、去年国が公表した想定と比べて2倍以上となっていて、国の想定では含まれていない川の堤防が沈下するなどの影響を踏まえたということです。
また、津波は地震が発生した後、広い範囲で5分以内に到達するほか志摩半島にある市町で20メートルを超えるとしています。
県は、秋ごろをめどに国の方針を踏まえて災害関連死などの想定を公表する予定です。


