三重県鳥羽市浦村町では10月8日、秋の味覚「浦村かき」の出荷作業が始まりました。
【写真を見る】秋の味覚“浦村かき”出荷はじまる 毎年恒例「浦村かき初食い祭り」は初めて中止に 十分な品質や数量の確保が困難 三重・鳥羽市
「浦村かき」は、黒潮と穏やかな入江に恵まれた生浦湾で養殖される1年ものがそう呼ばれ、フレッシュでえぐみも少なく生食用として人気があります。
現在、生浦湾のカキ養殖業者は約50軒。県内最大の産地ですが、7年ほど前から「海水温上昇」や「黒潮大蛇行」などの影響で不漁が続いていて、2年前には養殖イカダで育てた8割以上のカキが死ぬ被害が…
(浦村シーファーム 浅尾大輔さん 2024年10月)
「多少口が開いてしまっているカキはある。海水温が上がってしまっているとか夏場にそういったダメージがあって、カキが死んでしまう原因になっている」
ことしのカキは?
そして、2025年は…
(浦村シーファーム 浅尾大輔さん)
「大ぶりなカキが多い。ダントツに死んだカキが少ない」
死んだカキはなんとか5割ほどにとどまりましたが、関係者に聞くと、ことしの場合は夏に雨が少なかった影響なのか6割~7割のカキが死に、成長も遅れているといいます。
(マル源水産 浜田源洋社長 10月14日)
「去年より死んでいるカキは多い」
毎年恒例「浦村かき初食い祭り」が初めて中止に
10月18日には、毎年恒例の「浦村かき初食い祭り」が予定されていましたが、十分な品質や数量の確保が困難になったために、祭りの実行委員会は9月の段階で中止を決定。中止は初めてのことだと言います。
ただ、毎年10月末~11月にスタートするカキ小屋などでの食べ放題については、問題なく対応できると見込んでいます。
(マル源水産 浜田源洋社長)
「これから寒くなって水温が下がってくると身も良くなってくると思うので、これからに期待したい」


