中東情勢悪化後、日本に向けて初めてホルムズ海峡を通過した原油タンカー「出光丸」が25日、名古屋港に到着しました。
【画像を見る】日本向けの船として初めてホルムズ海峡を通過した原油タンカー「出光丸」
(下野龍章カメラマン 午前7時半ごろ)
「原油タンカー出光丸が伊勢湾を北上しています。日本の国旗や出光のマークが見えます」
約200万バレルの原油を積んで…
出光興産の子会社が運航する原油タンカー「出光丸」は、サウジアラビアから約200万バレルの原油を運ぶ途中、2月末ごろホルムズ海峡に入りましたが、事実上封鎖状態となり、4月29日にようやく海峡を通過しました。
そして25日午前、出光丸は伊勢湾を北西に向かい、午前10時45分ごろ、名古屋港にあるタンカーの受け入れ施設「伊勢湾シーバース」に到着しました。
海底パイプラインを通って製油所のタンクに
ホルムズ海峡を経由したタンカーの日本到着は、中東情勢悪化後初めてで、原油は、このあと2日間ほどかけて、海底パイプラインで愛知県知多市にある出光興産の製油所に移されます。
経済産業省は、石油の備蓄は5月19日時点であわせて205日分あると説明しています。また、4月の中東からの原油輸入量は、前の年に比べて67.2%減少しています。


