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水没車の所有者「皆どれだけ辛いか…」浸水した地下駐車場で本格的な搬出作業始まる 全国からレッカー車の応援

10.01(水)19:30

大雨で水没した三重県四日市市の地下駐車場では、全国のレッカー業者も加わり搬出作業が本格化しています。一方で、所有者からは怒りの声も聞かれました。
■「少しでも協力できれば…」全国から応援に駆けつけたレッカー車26台
9月12日の記録的な大雨で、近鉄四日市駅前の地下駐車場「くすの木パーキング」では、車274台が水没しました。

駐車場内は高さ制限があり、大型のレッカー車が入れないほか、流された車が通路をふさいでいたため、搬出までに時間がかかりました。 ようやく始まった9月29日からの作業では、自走可能な車など4台が運ばれましたが、10月1日からは全国からレッカー車26台が応援に駆け付け、本格作業がスタートしました。

県外からの作業員: 「大変な思いをされている方が多いと思いますので、少しでも協力できればと」
■所有者からは怒りの声も
運び出された車は四日市市内の仮の駐車場などに運ばれ、その後、所有者に返される予定です。しかし、所有者からは怒りの声も聞かれました。

車の所有者: 「みんなどれだけつらいか、怒っているか、なんで止水板が動かないのか」 10月1日午後3時現在で、地上へ運び出された車は95台。レッカー業者によると、今週中にはすべての車を搬出できる見込みということです。