中部電力は浜岡原子力発電所の廃炉作業にかかる費用の報告をめぐり、不適切な手続きを行っていたと明らかにし、謝罪しました。
中部電力・大塚温久 原子力部長:
「原子力部門で度重なる不適切事案を発生させ、ご迷惑おかけし心より深くおわび申し上げます」
中部電力は浜岡原子力発電所・1号機と2号機の廃炉作業にかかる費用をめぐり、資金を管理する法人に費用を申請する際、不適切な処理を行っていたと明らかにしました。
具体的には、工事の請負会社からの報告書の写しを実績と異なる数値に書き換えるなどし、計画よりも作業が進んだように報告するなどしていました。
書き換えなどの不正手続きは、2024年度の工事分で少なくとも14件にのぼるといいます。
また担当部署への聞き取りでは、当初の計画に合うような実績にしたかったという報告も上がっているということですが、動機については調査中としています。
2026年7月に法人からの指摘があり、社内調査の結果、発覚しました。
中部電力をめぐっては、浜岡原子力発電所・3号機と4号機の再稼働にむけた国の審査で、耐震設計の基礎となる地震の揺れのデータを意図的に小さく見せる改ざんも発覚していて、原子力部門をはじめとする会社全体のガバナンスが問われています。





