ドクターヘリが出動し多数のけが人を迅速に救助　大学病院と消防などが連携を確認する訓練　

豊明市の藤田医科大学の上空に現れたのはドクターヘリです。

大学病院の医療スタッフや周辺自治体の消防などが連携し、多数のけが人を迅速に救助する訓練が8日行われました。イベント会場で爆発が起き、20人以上がけがをしたとの想定で行われた訓練では、まず現場に駆け付けた救急隊員らが治療の優先順位を決めるトリアージを行い、けが人の搬送先を決める流れを確認しました。

さらに現場近くに着陸したドクターヘリに重傷者を運び込む手順も確かめました。訓練に参加した緑消防署の担当者は「連絡手段が違う消防や医療関係者が、（現場で）対面で話すことが大事だと感じた」と話していました。