伊勢神宮の「式年遷宮」 20年に1度の理由は?おかげ横丁は1993年の式年遷宮きっかけに整備 地元「赤福」が約140億円を投じ 三重

飛鳥時代から伊勢神宮で続く「式年遷宮」を、CBCの過去の映像で紐解きます。

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20年に1度のこの神事は、内宮と外宮、それぞれの正殿を隣りの敷地に交互に建て替え、全てを新しくします。

20年に1度である理由は、社殿の耐久性を考えてのこと。そして、日本伝統の建築技術の伝承に必要だからという説もあります。

式年遷宮は“神様のお引越し”

神事のクライマックスは、御神体を新しい正殿に遷(うつ)す「遷御(せんぎょ)の儀」。これが“神様のお引越し”と言われる所以です。

前回2013年の「遷御の儀」では、秋篠宮さまや安倍元総理も参列し、約3000人の特別奉拝者が見守りました。午後8時、日本神話で天照大御神が関係する「天の岩戸びらき」の神話にならい、鶏を真似た声が発せられたのを合図に、「遷御の儀」が始まります。

その後、神職がこれまでの正殿から御神体の「八咫鏡(やたのかがみ)」を白い絹の覆いで囲んで運び出し、新しい正殿に遷し替えます。

(特別奉拝者 2013年
「54年生きてきて初めてだったので、非常に感動しました」
「心が清らかというか、そんなような気持ちでした」

「おかげ横丁」は式年遷宮をきっかけに整備された

20年に1度の式年遷宮は、地元の観光振興にも影響を与えてきました。

内宮そばにある観光名所「おかげ横丁」。実は1993年の式年遷宮をきっかけに、地元の「赤福」が約140億円を投じて整備し、今では年間約400万人が訪れる人気観光スポットに成長しました。

さらに、近鉄は2013年の式年遷宮にあわせて、関西・名古屋と賢島を結ぶ新型車両「しまかぜ」を導入。個室スペースや食堂車もあり、食事やアルコール飲料を存分に楽しめ、伊勢志摩への旅を演出する人気車両に。

大きな経済効果を生み出しました。

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