アジア大会の開催まで100日となったきょう、選手に授与されるメダルがお披露目されました。
【画像を見る】アジア大会の「メダル」 どんなデザイン?コンセプトは?素材は?
メダルのデザインは、デザイナーに限定した公募から選ばれました。
小型家電に含まれる金属の一部がメダルに
表面には、太陽をイメージしたOCA(アジア・オリンピック評議会)のシンボルが、裏面には、アジア大会のエンブレムが描かれています。
また、今回は「リサイクルメダルプロジェクト」と題して、プロジェクトに参加する自治体が回収した小型家電に含まれる金属の一部が、メダルに使われているということです。
それぞれのメダル 素材は?
【メダル】
直径: 80mm
厚さ: 5mm
重量: 金メダル 約 265g 銀メダル 約 264g 銅メダル 約 222g
〈素材〉
金メダル 純銀に 1g 以上の金メッキ
銀メダル 純銀
銅メダル 丹銅(銅 95 : 亜鉛 5)
「メダルリボン」と「ケース」にもこだわりが
【メダルリボン】
メダルのリボン(首にかける部分)には、アスリートたちのしなやかさと強さを想起させるよう、表面に愛知県の花「カキツバタ」のシルエット、葉をイメージした美しい曲線をデザイン。愛知の文化を世界へ発信し、未来へつなげたいという思いも表現しているといいます。
【メダルケース】
茶道が盛んだった愛知県では、茶道の道具など貴重品を木箱に保管する文化があるということで、アスリートがメダルを保管するケースに愛知県産の「ヒノキ」を使用。
名古屋市の市章にも使用される「八」は、かつて 愛知ゆかりの尾張徳川家の「合印」に用いられました。今回のケースも、八角形で作られ、“永続的な発展”と“繁栄する”という思いを表現しているということです。
「セラミック円板を実際に何度も割り…」
【メダルのデザインコンセプト】
大会スローガン(IMAGINE ONE ASIA)から着想。もとはひとつだった私たちは、多様な言語や文化へ発展を遂げ、それぞれの形へ広がった。再びスポーツを通してひとつになる様を、表面仕上げと形で表現した。また、制作の過程で、セラミック円板を実際に何度も割り、気持ちの良い形状が生まれるまで検証を行い、デザインを完成させた。選手も今日まで幾度となく心を割っただろう、その努力のかけらが1つの結晶(=メダル)になるという想いを込めた。
【デザイナーのプロフィール】
志波 大輔 (しば だいすけ)
年齢: 40歳
大阪府在住
株式会社 MERRY BEETLE(メリービートル) 代表取締役
一般社団法人 TOGU(トグ) 代表理事
デザイナー/クリエイティブディレクター
神戸大学 工学部 建設学科 卒業
バンタンデザイン研究所 インテリアデザインコース卒業
デザインオフィスにてディレクターとして従事
2016年 株式会社 MERRY BEETLE 設立
〈受賞歴〉
日本タイポグラフィ年鑑 受賞・入選(2018-2023)
堺市ナンバープレートデザイン 最優秀賞(2022)他


