“災害級の暑さ”は、23日も続いています。東海3県では40℃を超え、酷暑日となった場所が続出。暑さを乗り切ろうと、岐阜県多治見市のうなぎ店では、スタミナをつけたい人で賑わっていました。
「名古屋・栄です。時折風は吹いていますが、強烈な日差しが照り付け、立っているだけでも汗が出てきます」(記者)
“災害級の暑さ”は、23日も続いています。
21日から、40℃近い暑さが続く名古屋市。
午後3時までの最高気温は39.9℃。
酷暑日まであと一歩の猛烈な暑さでした。
「やばいですね、暑すぎる。『床が溶けるんじゃないか』というくらいの暑さ」(30代)
「異常気象。7月後半から40℃は、ちょっとこの後の夏が怖い」(10代)
東海地方では、豊田と岐阜の美濃で40.8℃、三重の桑名で40.7℃と、23日も40℃以上の酷暑日の場所が続出しました。
岐阜・多治見では3日連続で40℃超えの「酷暑日」

そして、“酷暑”といえば――。
「午前11時すぎの多治見駅前です。今の気温は、37℃近くをさしています。じりじりとした強い日差しと、息苦しいほどの暑さです」(西尾菜々美アナウンサー)
午前中から暑かった、岐阜の多治見。
最高気温は40.2℃と、3日連続で40℃超えの「酷暑日」です。
「暑いです~。関西から引っ越してきて、多治見の夏はあまり経験したことがなくて。『えらい所に引っ越してきた』と困っている」(40代)
Q.お子さんもいらっしゃるから大変ですね
「メッシュの服を着せている」(40代)
「めちゃくちゃ暑くて、もわっとしているのが嫌」(20代)
うなぎ店はスタミナをつけたい人で賑わう

そんな暑い街で、スタミナをつけたい人で賑わっていたのが――。
多治見市で明治30年から営業を続けるうなぎ店、老鰻亭 魚関。
大振りで肉厚の身がたっぷり入ったうなぎ丼など、様々なうなぎ料理が地元の人に愛される老舗です。
「天下一品です。暑いけど『ここに来たい』という気持ちだけで頑張って来た」(客)
「元気をもらえる気がする」(客)
炭火焼きの焼き場は…

お客さんが涼しい店内でうなぎを楽しむ一方で、炭火焼きの焼き場は――。
「厨房入った瞬間は感じなかったけど、焼き場は暑いですね」(西尾アナウンサー)
「暑いねぇ」(老鰻亭 魚関 店主 村手洋之さん)
サーモグラフィカメラで見てみると、背中側は「青」ですが、体の正面は体温を大きく超える温度です。
「前を向くと、45℃、47℃、49℃…上がってきますね。体の中でも、背中と胸のあたりでは全然表面温度が違う、15℃くらい違う」(西尾アナウンサー)
スポットクーラーで、ピンポイントに体を冷やす

その理由は――。
「スポットクーラーをあてている。“ピンチ”の時は…(スポットクーラーの下に行き)、戻る」(村手さん)
焼き場の空間全体を冷やすのは難しいため、スポットクーラーでピンポイントに体を冷やすといいます。
Q.普段から暑い所にいると、外に出てもへっちゃら?
「そんなことはない、暑いのは暑い。うなぎを食べて、暑い夏を乗り切ってほしい」(村手さん)
一宮市は、これから“熱気”のピークを迎える

そして、これから“熱気”のピークを迎えるのは愛知県一宮市。
23日から26日まで、「一宮七夕まつり」が開催されています。
繊維業の発展を願い、1956年から始まった七夕まつり。
「日本三大七夕まつり」のひとつともいわれ、パレードや盆踊りなどが行われ一宮市民にとって夏の最大イベントとなっています。
「一宮七夕まつりの会場です。七夕飾りは風でなびいていますが、手元の温度計をみると41℃。全く涼しくありません」(記者)
午後2時すぎの会場周辺では、風が吹いているものの心地よさは感じられず――。
「とても暑いですね、つらいです。(子どもには)日よけと保冷剤、涼しい格好をさせて来ました」(岐阜・羽島市から)
訪れた人も、道路の端や店の軒下などの、わずかな日陰を求めていました。
暑さ知らずの「ひんやりスポット」も

一方こちらは暑さ知らずのひんやりスポット、岐阜県高山市丹生川町の飛騨大鍾乳洞です。
午後3時までの最高気温36.8℃となった高山ですが、洞窟内の気温は11℃。
観光鍾乳洞としては日本一標高が高い場所にあり、中は1年を通して気温が10℃前後です。
「かなり涼しいですよね。東海市に、この空気を持って行きたい」(愛知・東海市から)
「上着は着てきたけど、半ズボンで寒くて…」(埼玉から)
「ひんやりスポット」として暑さが厳しくなるほど、訪れる人が増えるそうです。
訪れた人たちは、少しの間、外の暑さを忘れ散策を楽しんでいました。


