愛知県豊橋市の保育施設で、保育士が園児に対し、大声などの威圧的な言動や、体型をからかうようなあだ名で呼ぶなどの「不適切保育」を行っていたとして、4月30日、市が改善勧告を出しました。
豊橋市によりますと、2025年9月、ある保育施設で不適切な保育が疑われると通報がありました。
市やこの施設が調査したところ、複数の保育士が園児を呼び捨てにしたり体型をからかうようなあだ名で呼んだりしていたほか、1人の保育士が、大声などの威圧的な言動や、トイレに行きたがる園児に決まった時間まで待つよう、15分ほど我慢させていたことがわかりました。
「特定の先生がいるから行きたくない」などと、登園を渋る園児がいたということです。
市は「不適切保育」と認定し、4月30日、この施設に対して改善勧告を出しました。
人員配置や管理体制の改善や、保育士同士が互いに注意しあえる職場づくりをするよう求めるほか、市が、1年以上の継続した訪問指導を行うとしています。
不適切保育を行っていた保育士らは、「呼び捨てやあだ名が不適切だという認識が不十分だった」などと反省し、現在も勤務しているということです。
市は、市内の保育園や幼稚園、認定こども園などのすべての保育施設に、今回の事案を周知して適切な保育をするよう通達し、保育士などを対象に、子どもの人権についての研修を行うとしています。


