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元従業員男性に暴行を加え死亡させた疑い 逮捕の飲食店経営者の男ら2人を傷害致死と逮捕監禁致傷の罪で起訴 津地検
12.26(木)16:40
三重県四日市市の飲食店経営者の男ら2人が、元従業員の男性に暴行を加え死亡させたとして逮捕された事件で、津地検は25日、2人を傷害致死と逮捕監禁致傷の罪で起訴しました。
起訴状などによりますと、三重県四日市市川島町の飲食店経営者・今村健一郎被告(43)と従業員の丹羽正和被告(42)は今年2月13日から26日までの間に、今村被告の飲食店で住み込みで働いていた元従業員・尾谷純一さん(当時53)に対し、飲食店内や尾谷さんの自宅でダンベルで頭部を殴ったり、投げ飛ばして倒れた尾谷さんを押さえつけて膝蹴りするなどの暴行を加えて肋骨や大腿骨を折るけがを負わせた上、多臓器不全で死亡させた傷害致死の罪に問われています。
また2人は、暴行を加えていた2月21日から22日には、尾谷さんの手に手錠をかけテーブルにつないで逃げられないようにして手首などにケガをさせたとして逮捕監禁致傷の罪にも問われています。
尾谷さんの頭や顔など全身には複数回にわたって暴行が加えられていたほか、古い傷跡も残っていたという事で、警察は2人が以前から暴行を加えていた可能性があるとみて捜査していました。