今、SNSで若者を中心に広がる迷惑動画…愛知県内でも、警察を挑発する新手の行為が相次いでいます。 <拡散されている動画> 「ショウリンジじゃー!!」 警察署に向かって、何かを叫んで走り去る人影。 <拡散されている動画> 「(公衆電話で)ショウリンジじゃー!!」 こちらは、公衆電話から110番通報して絶叫。今、TikTokなどの若者向けのSNSで、こうした動画が次々と投稿・拡散されています。
(リポ―ト) 「車通りの多い道路のそばにある交番ですが、白昼堂々、自転車に乗った少年が『ショウリンジ』と叫んでいったということです」 これも、動画の撮影のためだったのでしょうか。 警察によると、今月3日、愛知県春日井市のJR高蔵寺駅前でも、交番に向かって「ショウリンジ」と叫んだ後、走り去った少年がいたといいます。
街の人ら: 「暇なのかなって思っちゃいます。捕まりにいっているのかな」 「叫んでるだけでしょ?意味が分からない。何か意味があるのかな?」 「こんなことして面白いのかな?だから何?…という感じ」 駅前の交番に少年が現れた春日井市で聞き込みをしてみると…。 街の人: 「めちゃくちゃ見たことある。TikTokでめっちゃ流れてきます。大阪が一番はやっているんじゃないですか?」 「ショウリンジ」と叫ぶ警察への挑発は、SNSで「少林寺レーシング」と呼ばれ、その由来ははっきりしません。 愛知県では、「少林寺レーシング」とみられる通報や交番などへの迷惑行為が全域で増えていて、集計を始めた先月17日から8日で157件。
各警察署などに取材すると…。 <警察> 「いたずらでも対応しないといけないから大変だ」 「同一人物が繰り返していたりして手が焼ける」 愛知県警は先月25日付で文書を出し、教育委員会に子供たちへの注意喚起を要請。交番などで大声を出して警察を挑発する行為は、イタズラ感覚でも検挙されることがあると警告しています。 愛知県警少年サポートセンターの落合邦和所長: 「『ショウリンジ』に関しては、今年に入ってからですね。警察に対する挑発行為はずいぶん前からあります。10年以上前からあります。ただ、こうしてSNSで発信されたりというのは、ここ最近かなと感じております」 警察が警戒するのは、SNSの影響で危険行為がエスカレートすること。 パトカーの前に自転車で割り込む少年。SNSを通じて集まったグループが、ウイリー走行などの危険な集団走行を「名古屋ライド」と呼んで繰り返し、それがさらにSNSで拡散しているといいます。
ほかにも…。 街の人ら: 「はやっているのは『ちゃりぼう』じゃない?」 「ポリオニ、ポリオニ」 警察との鬼ごっこ=「ポリオニ」と呼ばれる挑発行為も。 6月には春日井警察署の前で警察官に少年グループが生卵を投げつけ、その後6人が逮捕される事件も発生しています。


