『開かずの踏切』解消も大きく…名鉄神宮前駅“東側”の地価が愛知県内3位の上昇率 新しい四季劇場が賑わい創出か

 17日に発表された地価公示で、名古屋市熱田区の神宮前駅東側が県内3位の上昇率となりました。「劇団四季」の劇場移転に加え、かつての「開かずの踏切」解消も追い風となっていて、駅の東西を跨いだ新たな賑わいへ期待が寄せられています。

■県内3位の12.3%アップ 「四季」の移転で人流変わるか

 商業地で高い上昇率を見せたのは、名鉄神宮前駅の東側、熱田区三本松町のビルが建つ地点です。  上昇率は12.3%で、愛知県内3位にランクインしましたが、その周辺には空き地も。熱田神宮や、2024年に開業した商業施設「あつたnagAya」がある駅の西側とは線路を挟んで反対側にあり、賑々しい雰囲気は感じられません。

 神宮前駅の東側で地価が大きく伸びた理由。それが、今年7月にオープンを控える「MTG名古屋四季劇場」です。 不動産鑑定士の松原孝文さん: 「今年の夏に、劇団四季のホールが移転する。神宮前駅の東口から劇団四季の劇場に行くという流れになると予想されます」

 神宮前駅の東口から徒歩4分の場所にあり、駅の利用者の増加が見込まれることが地価を押し上げているといいます。  駅の東側に店を構える人は…。 駅の東側のパン店: 「(劇場のオープンに)期待はめちゃくちゃしています。神宮前に来たことがない方も、来るきっかけになるんじゃないかなと。ついでにパンを食べて、劇団四季に行ってもらう流れになれば」

■『開かずの踏切』解消で新たな賑わいへ

 熱田神宮と線路を挟んだ東側の活性化。これには、かつて多くの人を悩ませた問題が解消されたことも深く関わっています。  神宮前駅のすぐ北側にあった『開かずの踏切』。朝のラッシュ時に1分ほどしか開かず、14年前に廃止されるまでは、東西を分断する存在でした。

不動産鑑定士の松原孝文さん: 「踏切ではなく立体交差になって、踏切を気にせず行き来できるようになったことは大きいと思います」

 “東側”でミュージカルを楽しんだ人が、“西側”で食事や買い物を楽しむという、新たな賑わいへの期待も高まっています。

駅の西側の土産物店: 「お昼が一番ピークなんですけど、開店時間はあまり人が来ないので、(劇場のオープンで)その時間に多くのお客さんが来てくれるとうれしいです」 駅の西側の靴下店: 「東側も西側も楽しんでいただいて、熱田神宮のお参りにもあつたnagAyaの観光にも、皆さん来ていただけるとうれしいです」

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