現場に刃物残される…会社役員の男性が路上で血を流して倒れ死亡 知人とみられる50歳女を殺人容疑で逮捕

　名古屋市東区の路上で5月27日夜、会社役員の男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡した事件で、知人とみられる50歳の女が殺人の疑いで逮捕されました。 　27日午後10時半ごろ、東区徳川2丁目の路上で、近くに住む会社役員の志邑宣彦さん(59)が、うつ伏せで背中から血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。 　警察は、志邑さんの背中を刃物で複数回刺し、殺害した疑いで、28日朝、知人とみられる愛知県春日井市の職業不詳・伊藤綾野容疑者(50)を緊急逮捕しました。 　現場には包丁のような刃物が残されていましたが、伊藤容疑者は車で逃走していて、その後、東郷町にいるところを警察が発見し、事情を聴いていました。 　調べに対し、伊藤容疑者は「殺意はありませんでした」と容疑を否認していて、警察がいきさつなどを詳しく調べています。