「もっと!こどもの視展 ~こどもになる12の体験~」が名古屋PARCOで5月22日から7月5日まで開催されます。会場から中継です。
子どもの視点を体験できるイベントが名古屋PARCOで開催

ーー皆さんの言葉が赤ちゃんの泣き声で聞こえてくる装置があります。「こんにちは」と言ってみました。すると「うわーん」との声が出ました。実は、ベイビーボイスという展示で、どんな言葉を話しても赤ちゃんの泣き声に変換されます。赤ちゃんたちが「伝えたくても伝わらない」「泣くしかできないんだ」というもどかしい気持ち、それを大人の私たちも分かることができるような展示になっているのです。

大人の私たちも子どもの世界を体験することができるイベント会場から詳細をお伝えします。5月22日から名古屋PARCOで開催されます。様々な展示があり、赤ちゃんの頭の大きさや重さを体験できたり、タブレットで子どもの視界を覗くことができたり、12の展示が用意されているのです。イベントの担当者の沓掛光宏さんにお話を伺います。今回のイベント、どのような思いで企画をされたんですか。
企画のきっかけは自身の子育てでの疑問

こどもの視点ラボ クリエイティブ・ディレクター/アートディレクター 沓掛光宏さん:
「自分が子育てをするようになって、本当に分かんないことだらけだったんですね。『なんでこんなに泣くんだろう』『なんでこんなに転ぶんだろう』と思っていました。大人が子どもになってみることで子どもの気持ちが少しでも分かるのではないかと思い、やっています」
ーー子どもたちの気持ちが分かることで、今後の子どもたちとの関わり方を見直すきっかけになりそうですよね。どんな展示があるんでしょうか。
2歳児の世界を体感!大きすぎる2歳の朝食

こどもの視点ラボ クリエイティブ・ディレクター/アートディレクター 沓掛さん:
「2歳の朝食という研究なのですが、2歳の子どもの手にはすべてが大人の2倍サイズで、2歳の朝食を体験できます」
ーー子どもには、大人が思っている2倍のサイズに映っています。実際に展示されている大きなコップを持ってみると、しっかり両手で支えないと落としてしまいそうになるほどの大きさです。そして、中がシリコンなので持ちやすいんですが、液体が入っていたらこぼさないようにするのが大変です。本当に子どもたちの気持ちに近づけるイベントになっています。
小学生の負担を実感、体感重量18.9キロのランドセル

ーー続いて体験したのは、大人用のランドセルです。大人が背負うと、肩からお尻の部分まで隠れるほどの高さがあります。あまりの重さに大人のサポートが必要なほどです。手を離されると、肩と腰にかなりずっしりと負担がかかり、自然と前かがみになってしまいます。さらにランドセルだけでなく、体操服袋、上履き袋、水筒、絵の具袋が次々と追加されます。すべてを持つと、かなり足取りが重くなってしまいます。
こどもの視点ラボ クリエイティブ・ディレクター/アートディレクター 沓掛さん:
「気をつけてください」
ーー重たいです。どれくらいの重さがあるんですか?

こどもの視点ラボ クリエイティブ・ディレクター/アートディレクター 沓掛さん:
「全部含めて、約18.9キロです」
ーー18.9キロ。子どもだとどのくらいの重さになるんですかね。

こどもの視点ラボ クリエイティブ・ディレクター/アートディレクター 沓掛さん:
「小学生のランドセルの平均重量というものが5.7キロというデータがあります。それを大人の男性に置き換えると、その体感重量はなんと18.9キロになります」
ーーかなり重たいです。大人の尺度で子どもの世界を見てはいけないなと改めて思いました。イベントは名古屋PARCOで5月22日から開催されます。皆さんも子どもの世界を体験してみてください。


