伊勢神宮舞楽 舞楽「貴徳」
伊勢神宮舞楽
2024年1月2日放送2024年12月31日23:59配信終了
年始恒例の伊勢神宮・正月初神楽。令和6年の舞楽は「貴徳(きとく)」。平安時代初期の伝来といわれる一人舞。高い鼻に鋭い目の面を被り鉾を持ち、軽快かつ勇壮に舞う。かつて目覚しい働きをした匈奴の将軍、帰徳侯の勇姿を讃えたものである。
【指導】
山本政行
【演奏】
福村昇良(三ノ鼓)、中村元紀(太鼓)、倉田佳和(鉦鼓)、森本平三・西岡利哉・西英二(篳篥)、田尚義・山下正浩・鈴木正伸(笛)
【舞人】
橋爪剛
番組詳細
令和4年の楽曲は「五常楽(ごしょうらく)」。唐の太宗の作といわれ、人が常に守るべき五つの道徳「仁・義・礼・知・信」を五つの音で表した一曲。五音の和をよく備える名曲と言われています。振りも古代中国の礼法をもって舞台化され、平安時代の近衛府の役人の装束で舞います。親しみやすく、「越天楽」とともに有名な一曲です。