動画投稿を続けるモチベーションを保つ方法とは！「モノマネ×歌ってみた」でハリウリサがショート動画に挑戦

2023年06月30日

悩めるYouTubeクリエイターを相手に、プロ集団がガチコンサルする『辛口クリエイター塾』。超人気ゲーム実況者、YouTubeアナリスト、YouTubeプロデューサーといった専門家ぞろいのレギュラー講師陣のほか、チャンネル登録者数27万人を越える『謎解き統計学チャンネル』のサトマイがゲスト講師として集まり、相談者のチャンネルV字回復に向けて辛口アドバイスをしていきます。

第11回目の相談者は、ダウンタウン・浜田雅功のモノマネで知られる芸人・ハリウリサが登場。テレビに出ることを目標に、YouTubeで得意のモノマネを活かすべきか、自分のやりたい「歌ってみた」動画を極めるべきかという相談です。モチベーションが保てないという相談者に、講師陣からはさまざまな提案が飛び交う展開に…。

【File.33】目標達成につながるジャンルを見つけ、毎日続けるモチベーションに

ダウンタウン浜田の見た目で、歌ってみた動画を中心にアップしているYouTubeチャンネル『ハリウリサ』。2016年にチャンネルを開設し、芸人とのコラボ動画も配信しています。

現在のチャンネル登録者数は1.46万人で、57本の動画が投稿されています（2023年5月31日時点）。

“ダウンタウン浜田の見た目をしているのに歌うと美声”というギャップを売りにしているというハリウ。歌ってみた動画をアップしているものの、カバー曲は収益化できない規則があり、モチベーションが上がらないのだとか。

収益化できるコンテンツを理想としながら、現在はどっちつかずな状況。一番の目標は、先輩芸人・はなわが作ったハリウのオリジナル曲『ヴィルマ』をバズらせることだそうです。

投稿数が少ないことや、コンテンツがワンパターンなのを改善したいというハリウ。歌手志望だったことから、今後はテレビでの露出や歌の仕事を増やしたいと目標を掲げます。

YouTubeアナリストの関口ケントは、ものまねのインパクトで認知度を高めてから歌をやりたいか、歌で勝負するかが混ざっており、中途半端な印象だと指摘します。

コメント欄には、ハリウの歌声に感動したという声が多く寄せられており、マンガ・アニメ系YouTubeプロデューサーの石黒燦は、「浜田さん文脈があることに、僕は相乗効果があるようには見えなかった」と話します。

ハリウ自身、ダウンタウン浜田のモノマネ以外でおもしろく見せるための方法が見つかっていないそう。別の方法があれば、見た目には執着していないと明かします。

まずは動画の更新頻度が課題だという石黒は、「嫌々やってる？」と本音を探ります。これに対してハリウは、目標であるテレビ出演につながらなければ、モチベーションが保てないと打ち明けます。

ハリウのモチベーションが湧くような企画を考えると、やはり「歌」はマストのよう。関口は、中途半端な現状を打開するために、「歌ってみた」動画を突き詰めるか、ダウンタウン浜田のモノマネで認知を広めるか、どちらかに決めるべきだと助言します。

【File.34】ショート動画でウケた理由や求められていることを分析すべし！

単価の良い営業の仕事は続けながら、YouTubeを使って認知度を高めたいというハリウ。統計学に詳しいYouTuberのサトマイは、やりたい企画やモチベーション、収益など、さまざまな葛藤がジレンマになっていると分析します。

まずは、参考にするコンテンツを変えることを提案し、トレンド曲のメロディーを変える替え歌を配信するYouTuber『虹色侍にじいろざむらい』を例に、著作権に引っかからない方法をアドバイス。

アナリティクスを見ると、リピーターよりも新規視聴者に多く見られていることが明らかに。

YouTubeは直近で動画を見た人にサムネイルが表示され、動画の評価が高ければ他の視聴者にもおすすめされるという仕組みになっており、現状はリピーターに動画が見られず広がっていかないのだとか。

動画を見ることで得られる「体験価値」がなければファンが付きにくいというサトマイ。伸びた動画をもとに、「なぜウケたのか？」「自分に求められていることは何なのか？」を自己分析することが大切だと言います。

YouTubeは1人で撮影・編集をしているというハリウに、石黒は通常の動画よりもショート動画をコンスタントにアップして、認知度を上げることを勧めます。

クリックしなければ再生されない通常動画は見られにくい傾向にあり、モノマネを見せるにはスワイプするだけで次々に再生されるショート動画の方が向いているようです。

収入化できないうちは、自分のモチベーションが上がることや世間のニーズに合う型を見つけて、習慣化させることが大切だという石黒。これには講師陣も頷きます。

モチベーションは結果が出ることで上がるものだというサトマイは、ショート動画でどんな動画なら結果が出るのかを知り、視聴データを集めることも大切だと話します。

【File.35】流れの早いエンタメ界は、日々アウトプットするスピード感が鍵！？

テレビに出るという目標を掲げるハリウに、ゲーム実況YouTuberのドズルはゴールが明確なことから、ショート動画でモノマネと「歌ってみた」動画を掛け算することを提案します。

認知を広げるために、今できるモノマネを活かすのも一案のようです。

「普通の人にはない能力がある」とダウンタウン浜田のモノマネや美声を絶賛する関口。

エンタメ業界は日々アウトプットするくらいのスピード感で移り変わるため、「めっちゃ頑張るべき」とハリウを鼓舞します。

講師陣のアドバイスを聞き、ハリウはショート動画を毎日あげることを宣言します。最後には得意のモノマネを披露し、スタジオは笑いに包まれるのでした。

『辛口クリエイター塾』

【地上波放送】
毎週火曜日テレビ愛知 → 中京テレビ → CBCテレビ → 東海テレビの順で放送！
詳しくは番組HPをご確認ください。

【配信】
放送の翌日水曜朝8時にLocipoでディレクターズカット版（アフタートークなど）を配信予定。
Locipoプレイリストはこちら

【番組HP】
https://locipo.jp/pr/karakuchi-creater/

【出演者】
レギュラー講師陣：ドズル、関口ケント、石黒燦
ゲスト講師：サトマイ
ゲスト：ハリウリサ

※記事の内容は放送当時のものです。