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平和について考える本、2つを紹介!「どうぶつ会議」「海をあげる」

テレビ愛知 長江麻美アナウンサー

こんにちは、テレビ愛知アナウンサーの長江麻美です。


先日やっと本棚を買いました! これまで仮の棚に押し込まれていた本たちは、とても窮屈そうだったのですが、「本棚」という本のために作られたスペースに見事に収まった今、1冊1冊が「私は本よ!」と自信を持っているように感じます。


そして私も堂々と、趣味は読書と言えそうな予感がします。本をたくさん読むようになって1年半、さまざまな人や出来事に想いを馳せるようになりました。今回は平和をテーマにした本を2冊ご紹介します。


◆ながエフエム~声の本屋~
テレビ愛知のアナウンサー長江麻美が夜寝る前の20分の読書をオススメするポッドキャスト。隔週で読書インフルエンサーのふうねさんに出演いただき、本を紹介しています。


ながエフエム~声の本屋~を聞く(Spotify)

どうぶつ会議(文:エーリヒ・ケストナー 訳:光吉夏弥、絵:ヴァルター・トリアー/岩波書店)

  • どうぶつ会議


    どうぶつ会議


あらすじ

第二次世界大戦後、世界平和のために国際会議がひらかれますが、すこしも成果があがりません。それを見ておこった動物たちは、北アフリカの動物会館にあつまって、動物会議をひらこうと決心します。スローガンはただひとつ。

「子どもたちのために……」

子どもたちの未来を祈るケストナーの絵本です。
《公式サイトより》


鮮やかで繊細な絵、チャーミングな動物たちに引き込まれる一冊。子どもたちの未来のための大切なメッセージが残されているので、多くの人に読んでほしいと思います。

海をあげる(上間陽子/筑摩書房)

  • 海をあげる


    海をあげる


あらすじ

おびやかされる、沖縄での美しく優しい生活。幼い娘を抱えながら、理不尽な暴力に直面してなお、その目の光を失わない著者の姿は、連載中から大きな反響を呼びました。


ベストセラー『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』から3年、身体に残った言葉を聞きとるようにして書かれた初めてのエッセイ集です。
《公式サイトより》


ハッとさせられる、とても力のあるエッセイでした。最後に書かれている「あなたに、海をあげる」という言葉を、私はとても重く受け止めました。

監修者:ふうねさん

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年間200冊以上の本を読む20代の小説好き。
インスタグラムのフォロワーは1万人を越える。
ながエフエムには隔週で出演し、本の解説を担当している。