名古屋の台所「柳橋中央市場」でお得に楽しむ5つの方法　駐車場が3時間550円で利用できる!?

2025年03月06日

名古屋の台所「柳橋中央市場」

JR名古屋駅から徒歩約5分の場所にある「柳橋中央市場」は、あらゆる食材が集まる名古屋の台所。100年近くの歴史を持ち、約130店舗が軒を連ねます。地元愛知県産の魚介類をはじめ、肉や野菜もトップクラスの食材が集まります。

この記事では、柳橋中央市場をお得に楽しむ5つのテクニックをご紹介します！

1. 駐車場が3時間550円で利用可能に！

名古屋駅に近い柳橋中央市場ですが、車で行くのがおすすめなんです！　柳橋中央市場の駐車場は、女性が運転して入出庫するとなんと3時間550円で利用できます。しかも提携百貨店を利用するとさらなる割引も受けられるという太っ腹なサービスを行っています。

ほかにも、近隣の提携映画館を利用して半券を提示すると3時間550円で駐車可能。映画好きにもうれしいサービスです。（これらの各種割引サービスは午前7時～から受けられます）

貝類を専門に扱う「丸勝水産」でこの時期にたくさん並ぶのは、三重県・桑名市が名産のハマグリ。今では貴重となった国産ハマグリも、柳橋中央市場ならお値打ちに手に入ります。

丸勝水産のプロいわく、桑名のハマグリの見分け方は貝についた“傷”だとか。貝の傷は漁の際に石とぶつかることでつくため、貝殻に傷がないものは石が少なく、土壌が豊かな場所で育った証拠といいます。スーパーマーケット等でハマグリを購入するときにも使えるお得テクニックです！

一般にはめったに手に入らない“幻の食材”も並ぶ柳橋中央市場。精肉店「豚市」では、生産農家わずか2軒という幻の牛肉「安城和牛」が販売されています。

たっぷりとサシが入った安城和牛はどこまでも柔らかく、脂と肉のうまみのバランスが抜群。肉質の高さにもかかわらずお手頃価格なのも魅力の1つです。

一方、海苔やお茶を扱う「山安」で手に入る幻の食材が、海苔の最高峰といわれる「青混ぜ海苔」。黒海苔に青海苔が混ざることで風味が二段階に膨らみます。愛知県の三河湾と熊本県の一部でしかとれないという超貴重な海苔も、柳橋中央市場ならゲットできます。

柳橋中央市場にある「ボニト」もまた昭和6年創業と長い歴史を持つかつお節・だしの専門店。お店ではだしソムリエである小笠原香織さんが、お買い物の相談に乗ってくれます。

小笠原さんによると、愛知ではサバ・ムロアジ・イワシ・ソウダガツオなどの節が出汁として使われることが多いとのこと。これらをミックスした濃厚な魚介出汁は、パンチのある豆味噌の味わいにも負けないおいしさ。実は名古屋駅のホームにあるきしめん店「住よし」のおいしさも「ボニト」の出汁が支えています。

市場内に店を構える「右大臣」は創業60年以上を数える玉子焼き・だし巻きの専門店。「名古屋巻き」と呼ばれるヘラを使って巻く技法で焼かれただし巻きは、ミルフィーユ状のふわふわ食感が特徴。玉子焼きでは初めてモンドセレクションで金賞も獲得するなど、そのおいしさは世界にも認められています。

市場内の右大臣は他店と同じようにお昼には閉店してしまいますが、松坂屋名古屋店のデパ地下に行けば1日中購入可能。厚焼き玉子のサンドイッチや、松阪牛すき煮弁当、さらには名古屋コーチン入りプリンなども魅惑の玉子グルメが満載です。

食材が豊富に揃い、おいしいグルメも堪能できる柳橋中央市場。名古屋のおいしいものを満喫するならぜひ行きたいスポットです。