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なぜ小さな集落に6差路の奇妙な交差点が?伝統的神事にまつわる歩行者専用道路のある交差点も『道との遭遇』

全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』では、道マニアがイチオシの道を紹介。今回は、愛知県にある“奇妙な交差点”を巡りました。(この記事では道情報だけをまとめてご紹介します)


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なぜ集落の中に6差路が!?道が入り乱れる奇妙な交差点


CBCテレビ『道との遭遇』

愛知県稲沢市の矢合町(やわせちょう)にある集落には、奇妙な交差点が点在。小さな集落にもかかわらず、3本の車道が不自然に交わる奇妙な交差点をはじめ、6本の道が交差した6差路の交差点もあります。


地図で確認すると一目瞭然。碁盤目状に整備された周辺とは異なり、矢合町だけ道が入り乱れ奇妙な交差点が集まっています。


CBCテレビ『道との遭遇』

交差点の間隔が極めて近く、また、至るところには設置されたお地蔵様が。歪な形をした独特な造りの交差点がゆえに、不自然にあいたスペースには小さな三角地帯が存在します。


地元の方によると、矢合町は古くから信仰心が厚く、かつて存在した矢合城の城主・橋本大膳(はしもとだいぜん)が祀った矢合観音も残っているそう。※諸説あり


この地域では日本最古の巡礼路「西国三十三所」にならい、各所に43体のお地蔵様を祀るほど観音信仰が浸透しており、お地蔵様は生活の拠り所であったため、いつしかそこへ道が集まり、現在のような各所が入り乱れた道路網になったのでは、とのことでした。


伝統的な神事にまつわる、歩行者専用の参道橋


CBCテレビ『道との遭遇』

愛知県稲沢市にある名鉄・国府宮(こうのみや)駅の南には、道路の中央に立派なアーチ状の歩行者専用道路があり、車道はその歩道を挟んで二手に分かれる奇妙な交差点があります。


側面から見てみると、歩行者専用道路は掘り下げ式になっている愛知県道62号を跨いでいますが、車両は愛知県道62号を渡ることも合流することもできず、県道に沿って左折しかできません。


CBCテレビ『道との遭遇』

実はこの歩道、国府宮へとつながる「参道橋(さんどうきょう)」。参道橋の先には鳥居や多くの灯籠が立ち並び、地元の方たちに親しまれています。


かつては平らな一本道でしたが、県道62号のアンダーパス工事により参道は分断。その後、道を跨ぐように新たに参道橋が造られたと言います。


また、参道橋は古くからこの地域で行われている歴史的な行事「国府宮 はだか祭り」が関与しているとのこと。「国府宮 はだか祭り」は、願いを込めた笹を担いで拝殿へ駆け込み、厄除けや無病息災を祈願する伝統的な神事。


各所から国府宮へ向けて大きな笹を持ちながら練り歩くこの祭りで、転倒や事故を防ぐため、参道橋は階段を設置せず緩やかな傾斜にしてアーチ状に造られているとのことです。


CBCテレビ「道との遭遇」2025年2月25日(火)午後11時56分放送より

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道との遭遇

『道との遭遇』は、CBCテレビで毎週火曜日のよる11:56から放送されているバラエティ番組で、全国のユニークな「道」を変化球目線で深掘りします!

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