睡眠40分の洋食超人 大阪府大阪市「トロイカ&リビエラ」&つゆつけ厳禁そば 栃木県鹿沼市「山の神ドライブイン」『オモウマい店』
毎週火曜日19時日本テレビ系全国ネットで放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』。
2026年10月13日の放送分は、23時間働き続ける大阪の洋食店の店主と、今年7月に放送されて話題となった「つゆをつけさせない」そば店のその後に密着。放送後に増えたそば店の新ルールにも注目です。
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食パンもパン粉もすべて自家製!大阪府大阪市『トロイカ&リビエラ』
大阪市の商店街にある『トロイカ&リビエラ』。この店で人気の一つなのが、カレー。ルーは牛・鶏・豚の3種類のミンチを使い、細かく刻まれたタマネギとニンジンのほか、ミキサーにかけたリンゴとバナナも加わります。
「トンカツカレー(1,200円)」のトンカツは、山形県産の豚ロースに、自家製の食パンを使った自家製パン粉をつけてカラッと揚げます。カレーを食べたお客さんは、「ここ最近で一番うまい」というほど。常連のお客さんも「カレーはまねするけど、うまいこといかない」と言います。
番組スタッフが「ここはどういうお店ですか?」と尋ねると、「食べ物屋さんかな」と店主の久米一弥さんと言います。喫茶店でもあり、洋食屋さんでもあり、パン屋さんでもあるそう。営業時間は黒板によると午前7時30分から午後8時まで。しかし、実際にシャッターを下ろすのは、午後11時前ということで、番組スタッフが「何時に来て、何時に帰るんですか?」と聞くと、店主は「ずっとここにおる」と言います。なんと、ほぼ不休で店に居続けているというのです。
朝6時、店主は床の上!?睡眠40分の超人的な一日
数日後、スタッフは開店1時間半前の午前6時に店を訪ねました。店のシャッターも裏口も閉まったまま。電話をかけて中に入れてもらうと、店主は「さっき寝たところ。今から7時まで寝ようかな」と言います。なんと直前まで仕込みをしてたというのです。起床時間まで、キッチンペーパーのロールを“枕専用”にして、店の床で横になっていました。この日の睡眠は、わずか40分だそうです。
午前6時50分に開店準備を始めると、まずはパン作り。成形したパンを窯に入れて焼いている間に、朝食のヨーグルトをとり、7時20分に店前を掃除して、7時30分に開店します。開店すると同時に、パンを求めてお客さんが来店。焼きたての食パンを買っていくお客さんは、「みんな食べてびっくりする」「手土産で絶対喜ばれる」と太鼓判。
使う粉は高級最強力粉の「スーパーキング」。そこに乳脂肪分の高い、牛乳と生クリーム、そして北海道産のバター2種類を合わせます。「手に入るものでほぼ一番良いもの」を使うのが店主のこだわりです。牛乳と生クリームを使うことで、濃厚でふわふわ食感の食パンが出来ると言います。
パンを食べた番組スタッフも「めっちゃおいしい」と何度も口にするほど。店主自身も「パン屋の中でもおいしいと思う」と自信をのぞかせました。
モーニングは、パン屋さんの準備をしながらの営業です。食パンのトーストにコーヒーが付く「モーニング(500円)※ドリンクの種類により値段は変わります」は、北海道産のバターとマーガリンを合わせたものを塗って焼き上げます。ほかにも「たまごサンド(330円)」など、サンドイッチ類もそろいます。
午前11時になるとランチ営業が始まります。「ハンバーグとエビフライ(ご飯・みそ汁付き・1,300円)」のハンバーグにも自家製のパン粉をたっぷり使用。ハンバーグソースも自家製で、しょうゆとショウガをみりんでフランベし、大きく火をあげます。火が消えたら、パイナップル缶の汁を入れて仕上げるというこだわりよう。エビフライも2本ついてボリューム満点の一皿です。
午後8時に営業終了すると、毎晩必ず1時間かけて店内を掃除します。営業終了と言いながらも、実は掃除が終わるまでは店を開けていると言います。店主は「パンを買いにくる人もいる」と、午後11時ごろまで店を開けたままにしていました。完全に閉店してからは、自転車で片道15分の自宅へ…と思いきや、向かったのは銭湯。湯船につかった後は、再び店へ戻ってきます。
自宅には家族もいるそうですが、店に泊まるようになって14〜15年。きっかけを聞かれると、店主は着替えて帰ろうと思っていたが、着替えの途中で寝てしまうから、と明かしました。深夜1時の夕食は、水ギョーザ入りの塩ラーメンとノンアルコールビール。深夜2時には翌日の準備をして、この日は深夜2時15分に床へつくのでした。
お客さんと一緒に作る店。通帳まで預ける信頼関係
店主は寝不足でも、「お店やから」「ほっとするを提供するのがお店」と言い、笑顔を絶やしません。常連客は「人をよく見ているし、心の機微をつかむのがうまい」と話します。
この店は、店主が1人で切り盛りするため、お客さん自身が動くセルフサービスが基本。常連客も「マスターに負担をかけないように」と、食べ終えた食器は厨房まで運びます。お釣りも自分でレジから取っていくほど信頼関係も成り立っているといいます。
さらに店主は、振り込みや入金を急ぎたいときに、常連客へ通帳を渡して銀行へ行ってもらうこともあるとか。「それは大丈夫?」と心配する番組スタッフに、店主は「大丈夫や」「そういう人しか来てない」と即答。お金をごまかされた経験があるか尋ねても、「わからん」と笑うばかりでした。「基本的にお店はお客さんと一緒に作るもの」という店主の考えが、店のあちこちに表れているのでした。
「つゆをつけさせない」栃木県鹿沼市『山の神ドライブイン』第2章
続いては、今年7月に放送された栃木県鹿沼市の『山の神ドライブイン』の第2章。「つゆつけ厳禁」のそばを出すお店の、放送後を追いました。
店主ののぶおさん(67)が初めて訪れた番組スタッフに告げたのは「説明が2つ」。ひとつは、薬味のネギとわさびはおつゆの中に入れないこと。もう一つは、そばは直接すすり、おつゆをつけないこと。お店で出す「天もりそば(1,200円)」や「もりそば(700円)」は、どちらもそば湯付きです。
そば粉に小麦粉を合わせ、湧き水で打つそばは、そばの端と細麺の2種類。おつゆは、北海道産の希少な羅臼昆布の一等級を使い、2年以上昆布を漬け込んだしょうゆと混ぜる「山の神 秘伝つゆ」です。それでも「つけさせない」のがこの店のルールです。
放送後は行列に!新たに増えた“撮影ルール”
放送後、店は午前11時の営業開始前から行列ができる人気に。再訪した番組スタッフは、お店に新しいルールが増えていることを知ります。
放送を見たお客さんの中には、おつゆをつけたり、飲んだりする人がいたからです。そこで店主は、おつゆの説明を「なるべくつゆを使わない説明」に変更。「そばをすすって塩味が欲しくなったら、箸の先に少しだけつけて」と、つゆを飲まれないよう箸先につける方法を案内するようになりました。
番組スタッフが「おつゆ飲んでる人がいたんですよ」と店主に伝えると、「NGなところを映したら間違ったままでいいってなる。そういうのを考えて撮りなさい」と言います。ということで、取材ルールにも「つゆつけ+つゆ飲み撮影禁止」が加わりました。
放送後の感想を聞かれた店主は、前回のVTRを「画的には100点」としつつも、説明不足で30点と手厳しい評価。番組スタッフは「ディレクターにならないかと打診されている」と打ち明けつつ、「完璧にしてからDになりたい」と話します。VTRに足りないものは何かと尋ねる番組スタッフに、店主が挙げたのは「そばの切れ端」と「そば湯の飲み方」でした。
そばを切ったときに出る切れ端の部分は、舌に触れる面が大きく、つゆなしでも強いうまみを感じられるのだそう。そば湯の飲み方の説明についても、店主はまだ理解が足りないと言います。そこで、そば湯の映像とナレーションで細かく説明をするというオモウマい店らしからぬ演出に、スタジオの小峠さんは思わず「別番組だな、これは」とつぶやくのでした。
配信動画や番組HPでは、今回登場したお店のさらに詳しい情報を紹介しています。ここでは紹介しきれなかった、ほぼ不眠不休店主が作る絶品パンやこだわりの洋食と、つゆつけ+つゆ飲みの撮影禁止に試行錯誤しながらも店内のお客さんを撮影する番組スタッフの奮闘もぜひチェックしてみてくださいね!
『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』
【配信】
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名シーン&次回予告
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【番組HP】https://www.ctv.co.jp/omouma/
【出演者】ヒロミ、小峠英二(バイきんぐ)
【ゲスト】岩尾望(フットボールアワー)、後藤輝基(フットボールアワー)、玉木宏、梅澤美波
※記事の内容は放送当時のものです。
