花粉症シーズン到来!正しい目薬のさし方『くらしニュース』
日に日に気温が上がり、春も近づいてきました。この時期の悩みと言えば花粉症。すでに花粉の量がピークに入っている地域も。そこで頼りになるのが「目薬」ですが、皆さんは「正しい目薬のさし方」を知っていますか?専門家にポイントを聞きました。 CBCテレビ「チャント!」3月7日放送から
意外と多い間違ったさし方!
「目からこぼれてくるくらい、たくさんさします」
「さした後、よく行きわたるように目をパチパチさせている」
「さした後に目をグルグル回して、仕上げにもう一度さします」
街で聞いてみると、さし方は、人によって様々。実は気を付けなければいけない「間違ったさし方」があり、ロート製薬の広報担当に聞きました。
多くの方がしている「目薬をさした後、まばたきをする」。さした後に、目をパチパチさせると浸透すると思いがちですが、実は逆効果です!まばたきをしてしまうと、目薬が十分に染み渡る前に、流れ出てしまう可能性あるとのこと。
続いて「目に入ったごみや花粉を洗い流すために、目薬を多めにさす」。何とこれも間違いで、大量にさすのは良くありません!限度を超えて使った場合、副作用などが起こることも。使用している目薬に記載のある用量を守り、適切な量をさすべきとのこと。目薬も医薬品ですので、用法容量を守って使うことが大切です。
正しいさし方で効果的に
ロート製薬広報担当のアドバイスを踏まえた「目薬の正しいさし方」を紹介します。まず、しっかり手を洗って清潔にします。続いて、片手で「あっかんべえ」をします。顔をしっかり真上に向け、下まぶたを軽く引き下げることで、目薬が入りやすい状態にします。そして、目薬の容器の先が、まつげ、まぶたに触れないように気をつけながら指定の分量をさします。
最後に、約1分、軽く目頭を押さえ、じっと目を閉じます。目頭を押さえることで、目薬が流れ出すのを抑えることができるそうです。意外と知られていませんが、とても効果的だということです。ぜひ実践してみてくださいね!
『チャント!』は、CBCテレビで毎週月〜金曜日の夕方15:49 - 19:00に放送されている東海3県向けの夕方ワイドニュース・情報番組です。