電気代が年間1万円の節約に!?今こそ知りたい夏の“省エネ家電”『くらしニュース』
電気代の値上がりが止まらない昨今。この1年の値上がり幅は2000円以上にものぼり、中には電力の供給を停止する格安電力会社もあるほど。そこで、家電のことなら何でも知っている家電ライター・藤山哲人さんに、年間1万円の節約が可能になる“省エネ家電”を聞きました。
寒がりさんには自動で弱い冷風を AI搭載エアコンの“無駄のない運転”で節約!
電気代を節約するためエアコンを我慢するのはNG!健康管理もできてお財布にも優しいエアコンはあるのか!?
家電ライター・藤山哲人さんのオススメは、パナソニック「エオリアLXシリーズ」。
2021年度省エネ大賞を受賞した“AI搭載”の賢いエアコンで、約10年前のモデルと比較すると年間5000円ほど節約が可能。
季節に関係なく、リモコンの「AI快適おまかせ」のボタンを押すだけで、人工知能が人のいるエリアや部屋にいる人数を感知し、冷暖房など最適な運転モードを自動選択。
さらに、同じ部屋にいながらも暑がりさんには強い冷風を、寒がりさんには弱い冷風を調整して送ってくれるので、無駄のない運転が節約につながります。
持ち運び可能なエアコン! 冷やしたい場所だけを冷やして節電
キッチンやテレワークスペースなど、エアコンが無い場所に持ち運ぶことができると人気急上昇なのが、ヤマゼン「スポットクーラー」。
部屋全体を冷やすエアコンに比べ、冷やしたい場所だけピンポイントに冷やせるので電気代を節約できます。
また、工事不要なのも嬉しいポイント。排気用のダクトを本体に取り付け、熱風を窓の外に放出するだけ。
買ったその日から、部屋が快適な空間になります。
節電テクニック!冷蔵庫内はなるべくスカスカに
食品の買いだめで室内がパンパンになりがちな冷蔵庫。しかし、冷気の循環が悪くなると無駄な電力がかかってしまいます。
冷蔵庫内がなるべくスカスカになるよう、希望の幅や奥行きよりも大容量の商品を買うのが理想です。
そこでオススメなのが、三菱電機「置けるスマート大容量Bシリーズ」。
名前の通り、超大容量!同じ幅のモデルと比べ、約50リットル分、買い物かご1.5個分も容量が大きい冷蔵庫です。
超薄型の断熱材により、冷蔵庫の壁が薄いのが特徴。2011年発売の60cm幅サイズから買い替えた場合、電気代は年間約4000円の節約になります。
そして今主婦が大注目なのが“セカンド冷凍庫”。
おうちごはんの増加に伴い、冷凍食品を買いだめする人は少なくありません。そこで、2台目として人気を集めているといいます。
Haierの冷凍庫は、まさにセカンド冷凍庫にピッタリ!業務用のスーパーで買いだめした大量の冷凍食品や、作り置きしたお弁当の保存に便利です。
冷蔵庫とは相反し、冷凍庫には食品を隙間なく入れることがオススメ。凍ったもの同士が重なり、保冷効果が高まることで節電に繋がります。
他にも、照明をLEDに買い替えるだけで電気代が年間約3600円も節約できるケースも。
初期投資はかかりますが、節電機能がアップした最新の省エネ家電で年間1万円以上の節約につながります。みなさんも、参考にしてみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」7月5日放送より