家の中でも熱中症になる!?高温多湿のキッチンはリスクが高い!「室内熱中症」の対策とは『チャント!』
猛暑日が続き、熱中症のリスクが高まっています。熱中症は日差しの強い外で発生するイメージですが、条件によっては家の中でも「室内熱中症」になることがあります。そこで、室内熱中症の発生原因や熱中症対策をご紹介します。
高温多湿のキッチンは注意が必要!油断できない「室内熱中症」
総務省消防庁の2023年3月~9月速報値によると、熱中症発生場所別の総搬送人員が最も多いのは“住居”。全体の4割以上を占めており、冷房が効きにくく高温多湿になりやすいお風呂や洗面台、トイレが多いそう。
中でも特に気をつけたいのが“キッチン”。短時間で熱の範囲が広がり、さらに熱と蒸気で高温多湿になりやすいため、火を使って料理をする際は注意しなければいけません。
料理中も水分補給を!キッチンでの熱中症対策
熱がこもりやすいキッチンでは、ニオイがなくても常に換気扇を回すのが好ましいそう。
また、火を使う場合はエアコンの設定温度を下げたり、こまめに水分を補給したりすることを意識するとよいでしょう。
他にも、体を冷やすグッズを利用したり、電子レンジで調理したりするなどの工夫も効果が期待できます。
火を使わない暑さ対策レシピ「夏野菜のレンチンドライカレー」
電子レンジでの調理は、火を使うよりも熱がこもりにくいのでオススメ。そこで、電子レンジを使った「夏野菜のレンチンドライカレー」の作り方をご紹介します!
まずは、玉ねぎと赤パプリカをさいの目切りに。続いて耐熱容器に、豚ひき肉・冷凍枝豆・カットした野菜・調味料(カレールー・にんにく・しょうが・ケチャップ)・水を入れ、電子レンジ(600W)で3分加熱します。
最後に、具材を混ぜて再び電子レンジ(600W)で2~3分加熱したら完成!お好みで温泉たまごをトッピング。温泉たまごは購入したり、レンチンで作ったりすれば火を使うことはありません。また、野菜は火が通りやすいよう小さめに切るのがポイントです。
調理方法を工夫すれば熱中症対策になるのはもちろん、夏バテ防止にも。大麦や雑穀を加えたごはんにすると、白米だけよりも「食物繊維」や「ミネラル」が多く摂取できます。
さらに豚肉や枝豆は代謝をよくする「ビタミンB1」、パプリカは免疫力を高める「ビタミンA・C・E」が含まれているので栄養満点!
家の中で過ごす機会が増える夏休み、室内での熱中症にも気をつけて暑い夏を乗り切りましょう!
CBCテレビ「チャント!」7月18日放送より