エアコンから風呂場まで! 大掃除に役立つ!プロ直伝掃除テク
風呂場の床や浴槽の隙間にはびこる黒カビ、冷蔵庫のドアポケットに残ったカス、エアコンのフィルターに詰まったホコリ。冬は今年1年の汚れが一番見えやすい季節。そんな冬の汚れをキレイに落とす方法を、“掃除のプロ”たちが伝授!年末の大掃除の参考にしてみては。
“タイパ抜群”掃除グッズで
お風呂の黒カビも一掃!
キッチン周りやお風呂、窓など掃除する箇所が多いからこそ、年末年始の掃除は“タイパ”も重要!そんな“タイパ抜群”のアイテムと達人技を伝授してくれるのが、日本清掃収納協会認定講師・杉 千郷さん。東海地方を中心に講演を行う、掃除のスペシャリストです。
お風呂の黒カビに効く強力な洗剤として登場したのが、「カビトルデスPRO グリーンジェル」。スプレーと違いグリーンのジェルがカビに浸透し、1時間ほどでしっかり黒カビを落とします。色つきのジェルだからこそ、“流し忘れ”がないことも利点です。
お風呂掃除で悩むのが、「床の黒カビ」。そこで杉さんが裏技アイテムとして取り出したのが、「DCM 玄関・ベランダブラシ 可動式」。水だけで簡単に掃除ができるアイテムで、本来なら玄関やベランダに使用するアイテムです。
杉さんは「お風呂のように模様があって、落としにくいところにも裏技で使っちゃいます!」と、お風呂での効果も評価。たわしでゴシゴシこすっても落ちなかった黒カビだらけの床を、ブラシと水だけであっという間に白い床へと仕上げました。
動画では、排水管の汚れやヌメリを1秒でキレイにするアイテムや、頑固なコンロの焦げを30~60分放置し、水洗いするだけで落とすことができるアイテムなど、さまざまな“タイパ抜群”のアイテムを続々と公開。お掃除グッズ選びの参考にしてみては。
■番組情報■
東海テレビ「スイッチ!」
大掃除スイッチ!松丸亮吾さんとお手軽ピカピカ大作戦
2024年12月3日放送
寒い時期こそ冷蔵庫!
除菌もできる掃除テクとは?
年間300件以上の清掃を行う掃除のプロ、“お掃除王子”こと櫻井皇児さんが紹介するのは、冬ならではの掃除ポイント。なかでも「冷蔵庫」の掃除は、寒さを利用して、冷蔵庫から食品を出し、掃除をすることができます。
在宅率が高くなる年末年始は、冷蔵庫が汚れがち。掃除を心がけていても、よく見ると小さなカスが残っています。冷蔵庫は部分ごとに食材を出して、掃除することがポイント。ポケットなど取り外しができるものは、食器用洗剤で丸洗いしましょう。
冷蔵庫に戻すときは、除菌シートで拭いてから戻すと、カビの繁殖を抑える効果がアップします。冷蔵庫内の棚なども除菌シートでサッと一拭き。汚れも取りつつ、除菌もできるので一石二鳥です。最後に扉や取っ手もキレイに拭いたら、冷蔵庫の掃除は完了です。
他、窓ガラスの結露の掃除では、時短アイテム「結露取りワイパー」や除菌シートを活用。普段はワイパーや雑巾で水気を取りつつ、週に1回、パッキンの部分を除菌シートで拭き取ることでカビを防ぐことができます。
動画では、夏や6月の梅雨時期など湿度の高い時期に付着した、壁や天井のホコリをとる方法も紹介。自転車を“丸洗い”するプロ直伝の簡単テクも注目です。
■番組情報■
CBCテレビ「チャント!」
全力! お助けちゃん「プロ直伝!簡単テク!冬ならではの掃除ポイントを紹介!」
2021年1月6日放送
知っておくと節電できる!
エアコン掃除は“順番”が重要
エアコンの掃除術を教えてくれたのは、“エアコン掃除“のプロ、『キキのおそうじ屋』の服部征成さん。
表側と裏側がある、エアコンの「フィルター」。ほこりは表側に付着します。まず掃除機で表側のほこりを吸いあげて、裏側から水洗いをすると汚れがキレイに落ちるといいます。ほこりがこびりついている場合は、中性洗剤と柔らかいブラシで優しくこすることがオススメ。最後に裏側から水をかけて完了です。
フィルターがほこりで汚れていると、吸い込みと吐き出しが弱くなってしまう可能性が。フィルターをキレイにすることによって、吐き出しがスムーズになるため、電気代も大きく変わってくるといいます。
また掃除と合わせて注目したいのが「室外機」。服部さん曰く、「室外機は、前と後ろをふさがないことが重要」なのだそう。
室外機は後ろ・横から空気を吸い、部屋に空気を送り、前から空気を吐き出す仕組み。室外機の周りにいろいろ物が置かれていると、空気を吸い込んだり吐き出したりする際に、負担がかかってしまい、余計な電気代がかかってしまうのです。
季節の変わり目にやってくる、エアコンの掃除。動画では、プロにお願いした方がいい汚れの見極め方なども公開しています。
■番組情報■
メ~テレ「ドデスカ!」
プロが教えるエアコン掃除の3つのポイント【イマネタ】
2024年5月24日放送
わずか3㎜の隙間から侵入!
掃除のついでにG対策
掃除ついでにできる“G(ゴキブリ)“対策を紹介してくれるのは、10年以上“G”対策の商品開発に関わる「タニサケ」の向山博幸さん。ゴキブリは寒さに弱いため、活動的ではない冬こそ、侵入経路を防ぐチャンスだといいます。
侵入を防ぐ上で、注意するべきは「隙間」。玄関のパッキンは劣化が進むと隙間が空いてくるため要注意。閉めた状態でもゴキブリが侵入してくる可能性があるので、パッキンの隙間を埋めたり、外に毒餌などを置いて、外で退治する方法もあります。
家のなかで注意したい“隙間”は、洗面台下の排水と下水がつながっている所の穴。つまようじが入る隙間があれば、ゴキブリは入ってくることができるといいます。向山さんは、「3㎝くらいの大きさのゴキブリでも、厚さとしては1円玉2枚程度の隙間を通り抜けることができる」と話します。
排水管の穴は、ホームセンターで販売しているパテで隙間を埋めることが可能。適量を取り、隙間の所にあてがって埋めていきます。
動画では、ゴキブリを定住させない対策や、万が一、自宅で発見した場合、適量の殺虫剤で確実に退治する方法なども公開。掃除のついでにG対策もしっかり行い、侵入を防ぎましょう。
■番組情報■
CBCテレビ「チャント!」
冬こそチャンス!大掃除と一緒に”G”対策を!【家事お役立ちWEEK】
2023年12月15日放送
<番外編>
でんじろう先生が実験!
掃除機がゴミを吸い込む仕組み
掃除をする上で欠かせない「掃除機」。当たり前に使っていますが、掃除機はどうやってゴミを吸い込んでいるのでしょうか?そんな素朴な疑問を、でんじろう先生が解決!
長いホースを力強く振り回す、でんじろう先生。するとゴミに見立てた発砲スチロールの球が、ホースにどんどん吸い込まれていきます。回転による遠心力によって、ホースのなかの空気が抜け、空気が抜けたことでホース内の圧力が下がり、ホースの先から球が吸い込まれていたのです。
この実験結果と同じ仕組みで作られたのが、掃除機。動画では、普段は見られない掃除機の内部や、内部にある「遠心ファン」がどのように“吸引力”を発生させているのかを紹介。
また、でんじろう先生が実験を通して、掃除機がもつ吸引力の凄さを披露。すごい勢いで飛んでゆく筒や破裂する大きな風船など、でんじろう先生ならではのオモシロ実験にも注目です。
■番組情報■
中京テレビ「でんじろう先生のはぴエネ!」
#736 掃除機のしくみ
2023年5月13日放送