乃木坂46・佐藤楓が一宮市で音集め旅 最先端の「どら焼きの音」ってどんな音?『乃木坂46 佐藤楓 音色遺産』
ふと耳を傾けると、そこにはその町でしか聞くことのできない音色がある。
愛知県出身、乃木坂46の佐藤楓が、その町でしか聞く事のできない「オンリー1の音色」をキーワードに音集めの旅に出かけます。
愛知出身の乃木坂46 佐藤楓が音探しの旅へ
今回訪れたのは愛知県の北西部、濃尾平野の中央に位置する一宮市。
古くは真清田神社の門前町として、近年は繊維産業を基盤として栄えた尾張地域では名古屋市に次いで2番目に人口の多い街です。
一宮の街を支えてきたバッタンバッタンと響く「機織り」の音色
歴史を感じるノスタルジックな建物に響くバッタンバッタンと響く機械の音。一宮の産業を長年支えてきた機織りの音です。
1912年に操業にした「葛利毛織工業」は、世界的ブランドの生地も生産している老舗企業。今でも90年前の織機が現役で稼働しています。
専用の機械で経糸が巻かれた管が、織機の中を規則正しく右へ左へ。バタンという音が一つ鳴るたびに、世界から認められる毛織生地が一本、また一本と丁寧に織り込まれます。
素敵な和菓子店に響く最先端の「どら焼き」の音
住宅街に佇む「和菓子 いちの」は一宮で人気の和菓子店。地元の人たちから愛されている「どら焼き」がお店の一押しです。
どら焼きを焼き上げるのは専用の機械。ノズルから出てきた記事が熱された鉄板に触れると、ジューという音とともに生地が鉄板の上へ広がっていきます。
サーッペチン、サーッペチンとひっくり返せば両面こんがりと焼き上げられたふんわり生地の完成。仕上げにたっぷりと粒あんを挟めば、幸せがぎゅっと詰まったどら焼きの出来上がりです。
匠の技が生み出す「木魚」の素敵な音色
トントントントンと聞こえてきた音に誘われて工房を覗くと、職人がノミを手にして木を削っていました。
実は一宮市は全国でも数少ない木魚の産地。「加藤木魚製造所」でも、木魚職である加藤寿和さんの手によって木魚作りが行われています。
木魚作りに使われる道具は主にノミ。「はつり」と呼ばれる整形作業で形を整えると、今度は長いノミを使って「中彫り」をしていきます。
そして仕上げに飾り彫りを施せば木魚の出来上がり。ポクポクと響く良い木魚の音色は、匠の技の賜物です。
モーニングの音色とともに始まる一宮の朝
織物の街として有名な一宮のもう一つの名物が「モーニング」。モーニング発祥の地と言われる一宮では、今でもいたる所でモーニングを楽しむことができます。
街中に佇むカフェ「メールネージュ」さんを覗いて見ると、朝からモーニングを楽しむお客さんがいっぱいいました。お客さんのお目当ては一宮市のモーニングNo.1を決める「モ-1グランプリ」で金賞を獲得したフレンチトースト。
たっぷりのバターでジューッと香ばしく焼き上げられたフレンチトーストのモーニングはコーヒーが付いて480円。このお値打ちさが一宮モーニングのスタンダードです。
古着に新しい命を吹き込むミシンの音
繊維の街・一宮で新しいランドマークとなっているのが「Re-TAiL」。1933年に繊維組合の事務所として建てられたレトロビルに、生地の販売ショップやアトリエなどが入居しています。
そのビルでミシンの音を響かせているのは古着リメイクの達人がいるお店「Oh là là」。裁ちばさみでジョキジョキと生地を切って行くと、レトロなミシンで縫い合わせていきます。
そうして出来上がったのは素敵なジャンパー。達人の手によって、思い出の服に新たな命が吹き込まれました。
2022年11月14日(月)~11月18日(金) テレビ愛知「乃木坂46 佐藤楓 音色遺産」より
乃木坂46 佐藤楓 音色遺産 ~愛知69市区町村の音集め~
■番組情報
毎週月~金曜 夕方5時26分 / 日曜 夜10時48分放送
番組HP:https://tv-aichi.co.jp/neiroisan/
番組Twitter:https://twitter.com/neiroisan_tva
番組Instagram:https://www.instagram.com/neiroisan_tva/
■出演者
乃木坂46 佐藤楓
乃木坂46 HP:https://www.nogizaka46.com/s/n46/artist/36755?ima=1917
乃木坂46 Twitter:https://twitter.com/nogizaka46
佐藤楓 Instagram:https://www.instagram.com/kaede_sato.official/
ナレーション:相澤伸郎(テレビ愛知 アナウンサー)