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岐阜・高山で5人死傷のアパート放火事件、23歳の元住人を起訴 岐阜地検
11.21(木)22:52
今年8月、岐阜県高山市のアパートで5人が死傷した放火事件で、当時、このアパートに住んでいた23歳の男が起訴されました。
現住建造物等放火の罪で起訴されたのは、住居不定の無職、森江琉聖被告(23)です。
起訴状によりますと、森江被告は今年8月、当時住んでいたアパートの自室でゴミ袋の中の紙片にライターで点火し、床などに燃え移らせてアパートを全焼させたとされています。岐阜地検は、森江被告の認否を明らかにしていません。
捜査関係者によりますと、森江被告は「自殺しようと火をつけた後、首をつろうとしたが、怖くなって逃げた」という趣旨の供述をしていたということです。
岐阜地検は、森江被告の刑事責任能力の有無を調べるために11月15日まで鑑定留置をしていて、刑事責任を問えると判断したということです。