25日正午前、岐阜市内を走る車のドライブレコーダーの映像。土曜日の昼間の幹線道路、交通量も多いさなか、対向車線を走る車に注目。

次の瞬間、車体の後方が浮き上がりバウンド。よく見ると交差点には、タイヤが転がり残されています。
すかさず、ドライブレコーダー側の運転手は車のスピードを落としました。
ドライブレコーダー提供者:
「車が上下にバネみたいな感じでバウンドした感じが見えて、なんだろうと思っていたら左後ろのタイヤが転がってきた。大変驚きました」
取材によると、外れたのは、左の後輪。現場近くのお店もガンっという音でトラブルに気づき、実際に止まった車の左の後輪が外れているのを確認したといいます。
幸いにもタイヤが転がった方向には車も人もおらずけが人などはいませんでした。

路面に問題はないように見えるのに突然起きたタイヤの脱落。
この週末に起きたトラブルは、ここだけではありません。26日、三重県四日市市では、タイヤが歩行者に直撃。
警察によりますと、26日午前10時ごろ、四日市市笹川の市道で、56歳の男性が運転するSUVタイプの軽乗用車の左側後ろのタイヤが走行中に外れました。

こちらが実際に外れてしまったタイヤ。ゴツゴツとしており、とても厚みがあります。
転がってくるのを目撃した人は…。
目撃者:
「タイヤはすごい勢いで、バーっと走ってきてました。歩行者に(危険を知らすためか)ずっとクラクションを鳴らしていた」
タイヤは、はずんだ勢いで歩道に乗り上げ、歩いていた81歳の女性に直撃。女性は手首を打撲するなどして軽いけがをしました。他にも歩道には20人ほどの人がいたといいます。
タイヤは花壇に当たり、フェンスにぶつかって停止したとみられています。
警察は運転手の男性から話を聞くなどして事故の状況を調べています。
■4・5月はタイヤが外れるトラブルに注意が必要

乗っている人だけでなく、その周りにいる人の命にも関わりかねないタイヤが外れるトラブル。
こうしたタイヤが外れてしまうトラブルは理由がいろいろありますが、「止めていたナットが緩んで…」というのは、実は今の時期が特に注意が必要です。
JAF愛知支部によると、今は冬タイヤからノーマルタイヤへの交換をして1か月ぐらい経過し、約100キロ走ったころになります。実はこの時がタイヤのナットの初期の緩みが発生する時期で、走行中に外れる可能性があるとのことです。
ナットの緩みの兆候として、タイヤ周辺(足回り)からカタカタ・コトコトと音がしたり、運転中にハンドルに震えを感じた場合、安全なところに止めて点検するようにしてください。ガソリンスタンドやカー用品店でも点検や巻き締めしてもらえます。


