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ハラスメント加害者の氏名公表など盛り込む 東郷町で「ハラスメント防止条例」案全会一致で可決

09.29(月)18:57
職員へのハラスメント問題で前町長が辞職した東郷町の議会で9月29日、加害者の氏名を公表することなどを盛り込んだ「ハラスメント防止条例」案が可決されました。
東郷町議会議長:
「原案の通り、可決されました」
東郷町議会で全会一致で可決されたのは「ハラスメント防止条例」案です。きっかけとなったのは。
音声(東郷町の井俣憲治前町長):
「あほか、おまえらができとらへん。一個でもできとるか、ドアホって話だ」「バカじゃね?本当にバカじゃね?」
井俣憲治前町長は職員に対する複数の言動がハラスメントと認定され、2024年5月に辞職しました。29日可決されたハラスメント防止条例案は、職員らから被害の申し出が相談窓口にあった際に、第三者による調査委員会を設置することなどを定めています。
委員会でハラスメントが認定された場合は町長・副町長・教育長や議員については氏名などを公表し、職員は懲戒処分の対象とします。
石橋直季町長:
「これからハラスメントに対してより厳しく、しっかりとした監視の目を持って、そういう問題が起きない町づくりができていくのではないか」
条例は、2026年1月1日から施行されます。