愛知県西尾市にある西尾市民病院は、2024年5月に医療事故で、70代の男性患者が亡くなり、遺族に損害賠償1000万円を支払うことで、示談が成立したと発表しました。
医療事故があったのは、愛知県西尾市にある西尾市民病院です。
西尾市民病院によると、2024年5月、70代の男性患者に、「カテーテルアブレーション」という不整脈のための手術をしたところ、「心タンポナーデ」という心臓の周りに血液がたまり、機能が低下する合併症を発症しました。
その後、男性は心肺停止にまで悪化し、より専門的な治療を行うため、市外の高次医療機関に緊急搬送されましたが、翌日、死亡しました。
外部の委員を含む医療事故調査委員会による調査の結果、男性の死亡は、搬送の判断が遅れたことが原因だとし、病院側が遺族に損害賠償1000万円を支払うことで、示談が成立したと発表しました。
西尾市の6月議会で、損害賠償を盛り込んだ補正予算案を提出するということです。
病院は、再発防止策として、他の医療機関に搬送する判断基準などを定めるとし、田中俊郎院長は、「ご遺族の皆様には多大なるご心労をおかけし、市民の皆様に不信感を与えたことを、深く謝罪いたします。」とコメントしています。


