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「ゴミとして捨てた」空港に約3.5キロのキャリーケースを不法投棄したとして会社員の男が書類送検

07.17(木)13:01
中部国際空港にキャリーケースを不法投棄したとして、会社員の男(36)が書類送検されました。
廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されたのは、岡崎市に住む会社員の男(36)です。警察によりますと男は2025年6月、常滑市の中部国際空港第2ターミナル本館2階連絡通路に、約3.5キロのキャリーケース1個を捨てた疑いが持たれています。空港内を巡回警備していた警察官が、キャリーケースを発見。不審物件として、X線検査などを経て危険物ではないことを確認しました。その後、防犯カメラの映像などから不法投棄した男を特定し、検挙に至りました。
警察の調べに対し、男は「ゴミとして捨てた。法律違反になるのは分かっていた」と容疑を認めています。さらに供述などから、男は飛行機の搭乗時間が迫る中で手荷物カウンターに荷物を預けられる時間を過ぎてしまい、キャリーケースが機内に持ち込めない大きさだったため中身の荷物を抜いて、キャリーケースを不法投棄したということです。
中部空港警察署は「2024年度、中部国際空港で拾得物として回収したキャリーケースやトランク、カバンは185件あった。危険物かどうか調べる作業が1件につき2~3時間かかる。空港内には有料の引き取りサービスもある。不法投棄は法律違反になるので絶対にしないでほしい」と呼びかけています。