
“新証拠”提出の方針…64年前の『名張毒ぶどう酒事件』2026年1月にも11回目の再審請求へ 元死刑囚の妹が請求人に

12.01(月)18:51
1961年の「名張毒ぶどう酒事件」で、奥西元死刑囚の弁護団が11回目の再審請求をする方針です。 1961年に三重県名張市で女性5人が殺害された「名張毒ぶどう酒事件」では、奥西勝元死刑囚が一審で無罪とされたものの、その後死刑が確定し、無実を訴え続け、2015年に89歳で亡くなりました。 妹の岡美代子さん(96)が引き継いだ、裁判のやり直し=再審を求める10回目の請求は2024年に棄却されましたが、弁護団によりますと、2026年1月にも名古屋高裁に11回目となる再審請求をする方針だということです。 引き続き岡さんが請求人を務め、別の犯人がぶどう酒の瓶に毒を入れた後、ふたに封をする「封かん紙」を貼り直した可能性について、新たな証拠を提出するということです。





