名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」。今回のゲストも前回に引き続き、節約・投資系YouTuberとして大人気の「節約オタクふゆこ」さんです。
ふゆこさんは20代の会社員時代、わずか4年で資産1000万円を達成しました。達成時の内訳は、なんと850万円が「節約」による貯金、投資の利益は150万円だったそうです。
ふゆこさんは「資産形成の初期は、投資の利益よりも、節約の効果の方が圧倒的に大きい」と、実体験をもとに語ります。
年間10万円の差が出る「飲み物代」の見直し

ふゆこさんが提案するのは、無理な我慢ではなく、実験のように楽しむ「ちりつも節約術」です。
以前のふゆこさんは、自販機やコンビニで毎日3、4本の飲み物を買うのが当たり前でした。しかし、家計簿アプリで記録をつけたところ、飲み物代だけで年間約10万円も使っていたことが判明。それをすべて水筒に変えれば、年間10万円程度を投資に回せる計算です。
岡田愛マリーアナウンサーも「私もペットボトルは買わず、毎日お弁当を作っています」と共感。SKE48の松本慈子さんも、最近は「外食が多い」という友人の指摘をきっかけに自炊を始めたそうで、「家でのご飯も楽しいし、お金も半分以下で済む。タコパ(たこ焼きパーティー)をすればみんなも喜んでくれる」と、節約の中に新しい楽しみを見つけているようです。
資産7000万円超!ふゆこさんの「リアルな資産配分」

現在は脱サラし、総資産7000万円を超えているふゆこさん。番組では、ふゆこさんが実際に運用しているポートフォリオ(資産の組み合わせ)を詳しく公開してくれました。
インデックス投資(オルカンなど):6割
日本・米国の高配当株:3割
現金:1割
金(ゴールド):少々
世界中の企業にまるごと投資する「オルカン(オール・カントリー)」を軸にして資産を増やしつつ、日本や米国の「高配当株」を組み合わせることで、定期的にお金が入ってくる仕組みを作っています。
「資産を増やしたい目的」と「お金を使いたい目的」の両方を叶える、バランスの取れた組み合わせと説明しました。
なぜ「生活費を安くする」ことが下落時の備えなのか

ふゆこさんは、節約して生活費を下げておくことは、投資を続ける上で大きな安心感に繋がると言います。
「たとえばリーマン・ショック級の暴落が起きて、資産が60%減ってしまったとします。1000万円の資産が400万円に減ったとしても、もし月10万円で生活できていれば、400万円あれば40カ月は暮らしていけますよね」
このように、節約で生活費を安く抑えることができていれば、たとえ大暴落が起きて資産が減り、リストラで仕事がなくなったとしても「まだ数年は大丈夫」と冷静に構えていられます。この心の余裕こそが、下落時のショックを乗り越え、投資を続けるための秘訣だと説明しました。
まずは「月100円」から一歩を踏み出す

最後に、投資を始めたいけれどなかなか踏み出せない初心者の方へ、ふゆこさんからアドバイスを送りました。
「いきなり大きな金額を動かそうとしなくて大丈夫です。私も最初はポイント投資から始めました。今は新NISAなどを活用して、月100円といった少額からでも積み立てができます。まずは小さな金額でもいいので始めることが大事です。」


