名古屋の教師による児童盗撮事件　全市立学校「盗撮機器見つからず」 勤務先の学校は体育の授業再開へ

教師による盗撮事件を受けて行われた調査で、名古屋市は「すべての市立学校で盗撮機器は発見されなかった」と発表しました。

　名古屋市立の小学校教師、森山勇二容疑者(42)は女子児童の下着を盗撮し、SNSのグループで共有した疑いで警察に逮捕されました。

　事件を受け、名古屋市教育委員会は全ての市立学校415校を対象に、校内に盗撮機器が設置されていないか、複数の教職員の目視による調査をした結果、「盗撮機器は発見されなかった」と発表しました。

　森山容疑者が勤務していた小学校では、民間業者による調査を実施しましたが、盗撮機器は見つからず、6月27日から中止していた体育の授業を7月10日から再開するということです。