“名古屋決戦”の勝負めしは? 藤井七冠が3連覇目指す王座戦 名古屋のホテルでは準備進む

愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井七冠が3連覇を目指す王座戦。30日から対局が行われる名古屋のホテルでは、準備が着々と進んでいます。
藤井七冠に同学年の伊藤匠叡王が挑む王座戦。
第1局は藤井七冠が勝利しましたが、第2局は伊藤叡王が勝利し、現在1勝1敗のタイ。藤井七冠にとって伊藤叡王は去年はじめてタイトルを奪われた因縁の相手です。
今回の“名古屋決戦”の会場では…。
「あすからの対局に向け、ホテルでは準備が進んでいます。勝負めしに何を選ぶのか、今年も予想します」(メ~テレ 上坂嵩アナウンサー)
勝手に勝負めしを推理

名古屋マリオットアソシアホテルが王座戦の会場になるのは、今回が4回目。メニューは「当日までのお楽しみ」とのことで、ヒントになるかもしれないビュッフェを見せてもらいました。
「“いしもち”という魚とマイタケの天ぷらを目の前で揚げてご用意します」(名古屋マリオットアソシアホテル 谷口百子さん)
「藤井七冠は、きのこを召し上がらないが、入ってすぐ目につくところにある“いしもち”の天ぷら。季節の天ぷらというのはありえそうですね」(上坂嵩アナ)
ほかにも…。
「サンマときのこの炊き込みご飯があります」(谷口さん)
「サンマが食べられるのは、秋を感じますね」(上坂アナ)
「きのこを抜くこともできます」(谷口さん)
この中から、「ドデスカ+」では、勝手にメニューを推理。
過去2年間に藤井七冠が食べたメニューリストを見てみると、藤井七冠が選んだメニューにはすべて「名古屋コーチン」の文字が入っています。
「名古屋コーチンの卵を使うことが出来るメニューはないかと考えていた。オムライスに、ビーフストロガノフをソースとしてかけるというのは…」(上坂アナ)
「…言えません(笑)」(谷口さん)
気になるおやつは?

そして、気になる勝負おやつは…。
搾りたてのモンブラン、秋を感じられるおすすめメニューだといいます。
ずらりと並ぶショーケースの中から気になったのは、煎茶とマスカルポーネを使ったスイーツです。
「おいしい。中から煎茶のガナッシュの香りがふわっと広がります」(上坂アナ)
おやつ候補は甘いものだけではありません。ホテルが今年7月に開発した「海老煎餅」。
「クルマエビが愛知県の“県魚”になるので、ホテルの厨房でエビをプレスしています」(谷口さん)
「香ばしい。塩というシンプルな味付けだからこそ、クルマエビ本来の味わいがダイレクトに伝わってくる」(上坂アナ)
先に3勝した方がタイトルを獲得する王座戦。王手をかけるのは藤井七冠か伊藤叡王か。対局は、30日午前9時に始まります。