自衛隊機が墜落した入鹿池 1日から農業用水の配水が始まる 農家「非常に安心している」

06.02(月)17:05
自衛隊機が墜落した愛知県犬山市の入鹿池で1日から田植え用の農業用水の配水が始まりました。
愛知県犬山市の自衛隊機の墜落事故で懸念されていた入鹿池の油の流出について、入鹿用水土地改良区は農業用水として使用できると判断し、1日から一部の地区で田植え用の配水を始めました。
「予定通り田植えができたということで、非常に安心しています」(入鹿池の水を使う 地元の農家)
「水質調査をしてもらった上で水を流してもらって助かった。安心しています。市場の米の価格も高騰しているということで、いくらか力になれたらと思うし、米が消費者に行き届けばと思っています」(入鹿池の水を使う 地元の農家)
残りの地区への配水は3日から始まるということです。
自衛隊は、2日も100人態勢で油の回収と捜索を行っています。