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東海市と大府市にまたがる愛知の“大型物流施設”役割は?例えば「関西からの荷物、ここから東京へ」中継機能にも期待

12.05(金)18:59
ことし10月、愛知県の東海市と大府市にまたがる場所にできた6階建て大型物流施設「Landport東海大府Ⅰ」。敷地面積はバンテリンドーム約2個分です。
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(野村不動産 物流営業部 峰岸健太郎さん)
「非常に広大な敷地の中にできているので、例えば(物流業者がこの施設に)今まで分散していた倉庫を集約させて、より効率的に倉庫の作業ができるメリットがある」
この施設の魅力は、名古屋と自動車産業が集まる西三河地域の双方にアクセスしやすい点です。物流の多様なニーズにも対応できるなど、多くの企業による利用が期待されます。さらにこの施設、こんな役割も…
(峰岸さん)
「関西から運んできた荷物を、ここで一回おろして荷物を出して、別のドライバーがここから荷物を積んで東京に運んでいく。中継点として使うことになるかなと思う」
休憩場所や仮眠室も…物流関係者に寄り添った施設に
実はこの施設、物流倉庫などの役割だけでなく物流の2024年問題にも対応。
関東と関西をつなぐ立地を活用して、ドライバー1人の長時間長距離運転を改善し、より効率的な物流に。休憩場所も充実していて仮眠室なども備わり、物流関係者に寄り添った施設になっています。
(峰岸さん)
「より効率的に働ける場を提供することで、日本の産業やこの地域の産業の発展につながっていければと考えている」
この施設は、来月から順次各テナントが本格稼働していくということです。





