“おこめ券”配る?配らない? 名古屋市の担当者は「やる・やらない含めて検討」 市民からは「現金給付や商品券の方がありがたい」の声も

農水省のおこめ券に関する説明会に参加した名古屋市の担当者に聞きました。
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(名古屋市総務局企画課 吉田龍馬担当課長)
「おこめ券自体、市の施策としてやったことがないので『おこめ券がどういうものか』から始まり、『こういうものなんだ』と理解はできた」
今回の説明を聞いた上で「おこめ券」の配布についてはどうするのか。
(吉田担当課長)
「おこめ券を配布する・しない含めて、総合的に検討している。今の段階で(食料品支援として)何をやるのか決まっていない」
現状、おこめ券の財源となる国から支給される交付金の総額も、配布に関わるコストも詳細は不透明なため「未定」とせざるを得ない状況だと言います。
名古屋市ではすでに国からの交付金などを使いプレミアム付き商品券として、今年度は75億円市民に還元していますが。
(吉田担当課長)「例えば現物給付とかプレミアム付き商品券・電子マネーも、国メニューとして示されているので、そのメニューの中から一番良い方法を自治体ごとに選んでいく形になる」
おこめ券配布に市民の本音は…?
そこで名古屋市民におこめ券に魅力を感じるか聞くと…
(名古屋市民)
「現金の方がなんでも使えるので、ありがたいと言えばありがたい。(おこめ券を)もらえるなら、もらいたいのが本音。今お米高いので」
「もらえたらもちろん嬉しい。お米の消費量が激しいので…。子どもがいっぱい食べますし、赤ちゃんもいて離乳食ですぎ消費する」
名古屋市以外の自治体の住民の意見も聞きました…
(豊田市民)
「田舎に住んでいるので、お米を作っている人が結構いる。おこめ券ではなく、なんでも使える方がいい気がする」
「おこめ券より現金の方がいい。なんにでも使えた方が…」
(長久手市民)
「おこめ券を配ることで経費がたくさんかかるのなら、それはどうかなと…」
おこめ券より「現金給付や商品券の方が使用範囲が広がりありがたい」という声が大半でした。





