収まる兆しのない物価高。かつて“物価の優等生”と言われた卵の価格も例外ではありません。そんな中、卵を激安で売るスーパーがあります。名古屋市千種区にある「プロムナード高見」です。
【写真を見る】“卵1パック108円” 売れるたびに大赤字…でも続ける理由とは? 値上げせざるを得ない商品あっても「他で安く感じてもらえる工夫を」 名古屋・千種区のスーパー
1月26日月曜日の夕方、店内に長い行列が…。毎週月曜日と木曜日の夕方4時から、1000円以上買う人を対象に“先着60パック限定”で、卵Mサイズ10個入りを108円で販売しているんです。いつもは300円程度ということで、なんとほぼ3分の1の値段です。
卵セールを始めたきっかけは?
購入した人は…
(客)
「めっちゃ安い。ありえないと思う」
「(お店は)大丈夫なのかなと思いつつ、とても助かっている」
卵のセールが始まったのは7年ほど前。その頃は定価も200円を切る程度だったため、お得感は段違い。逆にそれだけ物価高が進んだとも言えます。
(プロムナード高見 河上真也店長)
「買い物に週に1回来るところを、2回、3回と来てもらえるようにやっている」
「他のものを買ってもらってカバーできるのではと…」
セールの卵は、賞味期限の近いものや規格外のものではなく、通常販売されているのと同じもの。卵の仕入れ値は230円前後のため、売れるたびに大赤字です。
(河上店長)
「ただ損しているだけ…値上げをしようか、特売の回数を減らすか、やめるかの話も出た。イベントとして店を盛り上げるためにも、他のものを買ってもらってカバーできるのではということで(セールを)続けている」
値上げする商品があっても「他のもので安く感じてもらえる工夫を」
卵のセールは赤字覚悟のサービスですが、ほとんどの商品で店頭価格が上がっていて、このままでは買い控えにつながる心配もあるといいます。
(河上店長)
「値上げせざるを得ない商品があったとしても、ほかの商品で安く感じていただけるような工夫はずっと続けていきたい」


