警察官を装ってうそを言い、キャッシュカードをだまし取ったとして神奈川県に住む23歳の男が逮捕されました。
詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、神奈川県横浜市戸塚区に住む自称・会社員の熊谷龍ノ介容疑者(23)です。
警察によりますと熊谷容疑者は2026年1月、他の人物と共謀し、名古屋市瑞穂区に住む女性(94)に警察官を装って電話をかけ、「あなたの口座から30万円が引き出されています。キャッシュカードを預かる必要がある」などとうそを言い、キャッシュカード2枚をだまし取った疑いがもたれています。
熊谷容疑者はその後、名古屋市瑞穂区の金融機関のATMで現金50万円を引き出し、盗んだということです。
警察の調べに対し、熊谷容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、「ギャンブルでつくった借金があり、悪いことだと自覚はあったが犯行に及んでしまった」と供述しています。
被害直後に、金融機関の職員から被害者の女性(94)のもとに出金確認の電話がありました。女性は金融機関の職員に「警察にキャッシュカード」を渡した旨の説明をしたところ、職員から「詐欺ではないか」と指摘を受けて、女性が警察に相談し事件が発覚しました。
愛知県内では2026年1月から3月末までの間に、警察官を装った詐欺「ニセ警察詐欺」の被害が、202件確認されています。2025年の同じ時期と比べて、65件増加しています。
警察は「警察官がキャッシュカードを預かることは絶対にありません」「国際電話を悪用した詐欺被害が増加しています」などと、注意を呼びかけています。


