闘う経済アナリスト・森永康平氏が語る、金利上昇と日本経済の守り方

名古屋証券取引所とテレビ愛知が共同で運営するYouTubeチャンネル「あしたのマネー」に、株式会社マネネCEOで経済アナリストの森永康平さんが出演。
自身のユニークな活動や、これからの日本経済について語りました。

なぜ40代で「キックボクシング」のリングに立つのか

闘う経済アナリスト 森永康平さん

森永さんは「闘う経済アナリスト」として知られています。
高校で柔道、大学で空手を経験していましたが、格闘家としてキャリアは20歳で終えました。しかし、3〜4年前に大きな転機があったといいます。

「テレビで格闘技を見て自分も体重を量ったら、80キロもあったんです。健康診断もほぼすべての項目で再検査。医者から『痩せないとまずい』と言われて、ダイエットのために格闘技を再開しました」

格闘技をすることで「社会に出ると理不尽な上司や先輩もいるが、いざとなったら一発殴れば勝てるという余裕があれば、意外と耐えられる」と、メンタル面でのメリットも説明しました。

上がり始めた「金利」はどう見るべきか

上昇している日本の長期金利を解説

番組では、上昇している日本の「長期金利」についても解説しました。
10年物国債の利回りが一時2.425%まで上がったことについて、森永さんは「アメリカは今4%を超えている。それに比べれば2.5%という数字は、決して高すぎることはない」と指摘します。

金利が上がる理由については、「日本経済がデフレを抜け出して成長するだろうという期待や、物価の見通しがあるから」と説明。一部で言われている「日本の借金が多くて財政破綻するから金利が上がっている」という意見に対しては、「もし本当に破綻するなら、金利は10%や20%まで跳ね上がっているはず。今の状況はネガティブな理由ではない」と分析しました。

円安対策としての「責任ある積極財政」

日本経済成長の鍵は

止まらない「円安」への対策についても、森永さんは独自の考えを説明しました。
「円安を止めるために金利を上げろという人もいるが、金融政策は為替のためにやるものではない」と解説しました。

森永さんが評価するのは、高市政権が掲げる「責任ある積極財政」です。これは単にお金をばらまくことではなく、「必要なところにお金を出す」という考え方です。

「円安で物価が上がるのは、エネルギーなどを輸入に頼っているから。極端な話をすると、現実的にはありえない話だが、エネルギーを国内で自給できるように投資をすれば、輸入に頼る必要がなくなり、為替の影響も受けにくくなる」と説明しました。

私たちが今すぐできる「3つの対策」

私達にできることは

厳しい経済状況の中で、個人はどう動くべきなのでしょうか。森永さんは「選挙に行くことも大事だが、それだけで全てが変わるわけではない」とした上で、個人ができる具体的な対策を3つ挙げました。

1.所得(手取り)を増やす努力をする
2.支出を減らす(節約をする)
3.投資を活用して、資産を増やしていく

「日々の節約だけでは老後資金を作るには限界がある。中長期的な視点で投資を活用していくことが欠かせない」と締めくくりました。

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