名古屋証券取引所とテレビ愛知が運営するYouTubeチャンネルで配信中の経済教養番組『あしたのマネー』。 テレビ愛知アナウンサーの岡田愛マリーと、SKE48チームKIIリーダーの松本慈子さんが、多彩なゲストを迎えて資産形成や投資のノウハウを学ぶ本番組。 第8回は前回に引き続き、タレント・実業家であり、投資家としても知られる元衆議院議員の杉村太蔵氏が登場。 今回は、住宅ローンの「変動金利 vs 固定金利」論争から、4000社の中からお宝銘柄を見つけるためのユニークな選び方まで、杉村流の投資哲学が炸裂しました。
住宅ローンは「変動」か「固定」か? 杉村太蔵の結論

番組前半、話題は多くの人を悩ませる「住宅ローン」の金利選択へ。 長期金利の変動がニュースになる中、岡田アナウンサーが「個人的には変動金利で契約しているので、見直そう(固定に切り替えよう)かと思っています」と切り出しました。
これに対し、杉村氏は「今から固定にする? いや、ちょっと早くない?」と待ったをかけます。 杉村氏独自の試算によると、住宅ローン減税の延長措置などを加味した場合、「金利が0.5%程度の上昇なら、減税延長分でお得になる可能性がある」とのこと。 一方で、「上昇幅が1%を超えてくると、変動金利だと厳しくなってくるかもしれない」とし、その境界線を「絶妙なところ」と表現しました。
さらに、固定金利に切り替える判断基準として、「今の変動金利と切り替え先の固定金利の差が1.5%以上あるなら、僕だったら変動のままにするかな…」と、あくまで個人的見解としつつも具体的な数字を挙げてアドバイスしました。
「金利知識」で結婚相手を見極めろ!

ここで杉村氏は、この金利の話を「結婚相手の見極め」に応用するという驚きの持論を展開します。
「これから結婚される方は、相手に聞いてみてください。『もしマンションを買うとしたら、あなたは変動と固定どっちがいいと思う?』と」
もし相手が、「今は政府の税制改正で減税措置が延長されそうだから…」「今後金利が上昇したとしても、固定との差がこれくらいなら…」と、論理的に説明できる男性なら、「絶対結婚した方がいい。」と太鼓判を押しました。
逆に、「どうしよう、分からない」と思考停止したりするタイプには要注意だと指摘。
「金融知識は結婚生活を円満にするための絶対的な安定感」と語る杉村氏に、SKE48の松本慈子さんも「将来の殿方の条件項目が一つ増えました」と納得の表情を見せました。
投資の勉強は「受験勉強」じゃない!「推し活」から入ろう

番組中盤、松本慈子さんから「金融の知識は本で勉強すべきか、テレビで学ぶべきか」という質問が飛び出しました。 杉村氏は「我々は生活者であって受験生ではない。受験勉強のように暗記する必要は全くない」と回答。ニュースに関心を持ち、自分の好きな分野から深掘りしていくことを勧めました。
映画が好きだという松本さんに対し、杉村氏は「例えば、好きな映画が大ヒットすれば、その制作会社や配給会社の株価は上がるかもしれない。公開と同時に見に行って『面白い!』と思ったら、その会社の株をチェックしてみる。そういう入り口でいいんです」とアドバイスしました。
銘柄選びの極意は「わが子を就職させたい会社」

最後に杉村氏は、4000社以上ある上場企業の中から投資先を選ぶための「太蔵流・銘柄選択術」を伝授しました。
それは、「自分が転職したい、あるいは自分の子供や孫に就職してほしいと思う会社を選ぶこと」です。 「自分が就職したいと思う会社なら、きっと社会的な信用もあり、倒産のリスクも低く、しっかり利益を出しているいい会社のはずです」。
杉村氏は、自身が投資するお金を「自分の子供」のように思っているといいます。 「『息子よ!娘よ!この会社でお世話になって、20年30年しっかり働いて、大きくなってから帰ってこいよ』という気持ちで投資しています。そして『できれば年に2回くらい仕送り(配当金)を送ってこいよ』と(笑)」
株価の短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、「わが子が働いている会社」と思えば、多少の変動も「今は修行中だな」と温かく見守れるはず。 「長期的な視点を持つことが、資産形成では最も大切です」と杉村氏は締めくくりました。


