起訴状などによりますと、住居不定・無職の岩森直宏被告は、2024年10月、名古屋市中村区のコンビニエンスストアでレジに並んでいた、当時57歳の男性の背中と腹を包丁で刺し、殺害しようとしたなどの罪に問われています。
裁判では、岩森被告の責任能力が争点になる中、検察側は懲役16年を求刑、一方の弁護側は、覚醒剤による精神障害の影響に触れ、無罪を主張していました。
3日の判決公判で、名古屋地裁の大村陽一裁判長は、犯行に影響を及ぼす精神症状は生じていなかったとしたうえで、「何の落ち度も無い被害者が受けた、肉体的、精神的苦痛は大きく理不尽というほかない」などとして、岩森被告に対し、懲役10年の判決を言い渡しました。


