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創業100年以上の老舗で…“伝統食”カツオの生節づくりが最盛期 ピンセットで骨を取り除き桜の木で燻す

07.07(月)11:27

三重県尾鷲市で、伝統食・カツオの生節づくりが最盛期を迎えています。 カツオの生節は、熊野灘で獲れた新鮮なカツオをゆでて燻す尾鷲市の特産品で、創業100年以上という大瀬勇商店では、連日朝早くから燻製の香りが漂っています。 三枚におろしたカツオを茹で上げたあと、骨をピンセットなどで丁寧に取り除き、セイロに並べて桜の木で2時間ほど燻すと、香ばしい生節ができあがります。 2025年は尾鷲港でのカツオの水揚げは少なめですが、脂の乗りは例年通りといい、生節は地元のスーパーのほか、通信販売でも全国に出荷されます。