愛知県犬山市に、女性店主が営む人気のつけ麺店があります。看板メニューは、もち小麦を100%使った「極太おもち麺」。こだわりの一杯に込めた、店主の思いに迫ります。
■女性や子どもにも愛されるこだわりの白湯スープ
愛知県犬山市の住宅地に、ひっそりと佇む「つけ麺 らーめん結まる」。店主は、畑ひとみさん(52)。
魚介と白醤油の淡い旨味に、独自に配合したスパイスが香り立つ「味玉付すぱいす香る白醤油らーめん」(1200円)。この店ならではの逸品です。 店の一番人気は「味玉付とり白湯つけ麺」(1300円)。白湯とは、水と脂が一体化して白く濁ったクリーミーなスープのこと。 客: 「白湯に恋してしまったので、こればかり食べています」 別の客: 「鶏の味がよく出ていておいしいです」
大きな圧力寸胴に鶏ガラや丸鶏などを入れ、少しの水を加えて、およそ3時間、極限まで炊き上げていきます。圧力寸胴の底に残った鶏ガラなどをさらに漉し器へ移し、最後の一滴まで絞り切ります。 脂肪とコラーゲン、たんぱく質が溶け合わさった、こだわりの白湯スープが出来上がりました。 畑さん: 「サラっとしてるけど、しっかり濃度がある。お子様から年配の方まで食べやすいのが一番の特徴です」
さらに、このメニューのもうひとつのこだわりは、豚の肩ロース、鶏むね肉、豚バラの3種類のチャーシューです。 客: 「いろんな味覚が楽しめてうれしいです」 サイドメニューでは、ぶつ切りにした3種のチャーシューを使った「チャーシュー丼」(550円)が味わえます。
■極太おもち麺が新たな人気に
2026年4月にはメニューをリニューアル。新たに加わったのが、“極太おもち麺”を使った油そばです。麺は、もち小麦を100%使った特製めんです。 カットした薄切りロースを極太おもち麺の上にたっぷりとのせた「結まる あぶらそば」(1280円)。濃厚な自家製タレに極太おもち麺。とろける薄切りロースと卵黄をからませていただきます。
客: 「モチモチしていておいしいです」 別の客: 「タレが濃くもなく、とても食べやすいです」 シメには「追いカレーめし」。カレーのスパイシーさが、また新たな味を生み出します。 客を魅了するラーメンを作る店主の畑さんは、これまでヘアメイクや着付けなど、美容系の仕事に携わってきました。 そのかたわら、カフェを借りて女性向けのイベントを開催するなど、女性の活躍の場を模索していきました。 客: 「イベントもやっていましたし、多才です」 別の客: 「食文化もアートの世界なので同じですね」
次第に自分のお店を持ちたいという夢がふくらんだ畑さんは、2024年秋に念願のお店をオープンしました。 畑さん: 「お客様がおいしかったと言ってくださるのが何よりも喜び。女性でも、小さいお子さんがいても来られるようなお店がやりたいです」 畑さんは、オープンから2年経った今も向上心を忘れず、ラーメン作りの勉強会に通っています。 勉強会で学んだ知識をもとに、新たに開発したのが「和牛台湾あぶらそば」(1500円)。極太おもち麺の上に、台湾ミンチとねぎ、卵黄をのせた一品です。
客: 「太麺と玉ねぎがとても合います」 別の客: 「女性でも食べやすい辛さで、最後まで楽しめました」 畑さん: 「名前の通りのいろいろな縁を結び、つながっていきたい。もっといろんなことにチャレンジしていきたいです」 女性や子どもにも愛されるラーメン店にしたい。 50歳で始めた新たな挑戦は、2年間で着実に実を結びつつあります。 2026年9月23日放送


